4.スタッフ便り

自坊つれづれ

旧正月

1月があっという間に行き、もう立春も過ぎました。2月もあっという間に去って行くことでしょう。 中国はいま春節で、お願いしている漢文データ入力の仕事も、春節があけるまでやってもらえないようですが、これもお国柄なので仕方なし。 さて、今年の旧正...
自坊つれづれ

昨年末の除夜の鐘

昨年末の師走の「中外日報」(仏教界の新聞)によりますと、除夜の鐘を迷惑と言われ、時間を深夜ではなく昼間に代えたり、防音壁を作って対処されたというようなお寺があり、また、一般のニュースでも同様の報道を見ておりました。いまや、除夜の鐘は一年を振...
4.スタッフ便り

謹賀新年

「鶏模様袱紗」(江戸時代/東京国立博物館蔵) 新年あけましておめでとうございます。新春は如何お過ごしでしょうか。今年は酉年。禅文化研究所には以前から酉年の人が多く私のしる限り、退職した方も含めて6人が酉年生まれ。今年還暦を迎える人もおります...
4.スタッフ便り

2016年最後の締めくくり

いよいよ押し詰まってまいりました。 禅文化研究所は、本日(26日)までお仕事させていただきますが、本日午前10時までにいただきました書籍その他のご注文は年内にお届けできるように手配し、それ以降のご注文は来年6日より順次お送りさせていただきま...

今週の花

久しぶりに研究所の「今週の花」をご紹介です。 じつは今まで研究所の花を生けてくれていたスタッフが退職してしまい、なかなか上手には生けられませんが、ご笑覧ねがいます。 今の時期は冬枯れで、自坊にも花が少なくなってしまいましたが、そんな中から…...
自坊つれづれ

柿の実

秋も深まってきました。というより、もう冬の入り口ですね。 各地の専門道場の多くでは、雲水殺しの異名をもつ「臘八大摂心」の真っ最中。今年3月の遠諱報恩大摂心に参じた雲水達も、歯を食いしばって坐っている事だろうと思います。 さて、柿の実は、年に...
滋賀

瓦屋寺(滋賀)

もう京都の紅葉も終わりですが、各地では今年は例年より少し早く紅葉を楽しめたのではないでしょうか。友人知人からFacebookで寄せられてくる情報をみていても、いつもより早いんじゃないかっていう書き込みが多く感じられました。急に肌寒くなったか...
3.その他の寺社

法界寺(山科)

次号の季刊誌『禅文化』243号で、佐々木日嘉里先生が連載の「部分から全体へ」で紹介される、山科の醍醐にある法界寺を訪ね、記事中に掲載するお堂の写真を撮影取材に行ってきました。 このお寺は真言宗醍醐派の古刹で、藤原氏の北家にあたる日野家の菩提...

「中国旅行記3(玉仏寺・豫園観光)」

鄭州の空港から中国最大の都市、上海へ。この日の天候は曇りで、非常に湿度が高く、かなり蒸し暑い1日だったことを憶えています。空港からバスに乗り約30分で玉仏寺に到着しました。玉仏寺は1882年に創建され、創建者がインドからの修行の帰りに、ミャ...

「中国旅行記2(嵩山少林寺)」

8時半にホテルを出発し、中国河南省登封市にある五岳(中国の五大名山)の一つ、嵩山の麓にある禅宗発祥の地、少林拳の総本山、嵩山少林寺へ参ります。少林寺に到着するまでの壮大な山々。少林寺到着。少林寺の創建は496年ということですが、1928年の...

「中国旅行記1(竜門石窟)」

本ブログですでに別のスタッフが報告していました「臨済禅師1150年遠諱 日中合同法要記念訪中」の記録。解団後に組まれていた長い方のコースでは、洛陽の龍門石窟、崇山少林寺、そして上海の玉仏寺や豫園を訪ねました。3回にわたって、その旅行記を書い...
滋賀

大本山永源寺 開山寂室禅師650年遠諱法要

去る11月7日、雲一つない晴天の下、永源寺派大本山瑞石山永源寺(滋賀県東近江市)にて正燈国師650年遠諱法要が厳かに執り行われた。建長寺派、建仁寺派、大徳寺派、円覚寺派の管長をはじめ、僧堂師家や諸尊宿が大勢参列され、また檀信徒や一般来賓で大...
美術館・博物館

泉屋博古館 特別展「高麗仏画-香りたつ装飾美」

京都は岡崎にある、泉屋博古館に行ってきました。南禅寺、永観堂、法然院など有数の紅葉名所が建ち並ぶエリアとあって、一帯は大混雑だったのですが館の周辺は、こんなに静か。山裾の瀟洒な美術館です。泉屋博古館は住友家が蒐集した美術品を保存・展示する施...
美術館・博物館

「近世京都の宮廷文化 ~宮廷大礼文化の風景~」展

昨日のブログ禅で書いた光雲寺に遺る東福門院像は、現在、この「近世京都の宮廷文化 ~宮廷大礼文化の風景~」展に出品されています。まことに京都ならではの展覧会、お運びになってみては如何でしょうか。 上記リーフレットの裏側も掲載させて頂いておきま...
滋賀

「永源寺に伝わる書画」展(滋賀県・觀峯館)

先日、滋賀県東近江市にあります觀峯館に行ってまいりました。書家の原田観峰氏の名前を冠されており、中国様式の建物と新館とに分かれており、今まで見たこともない大きな硯や、中国の書、離宮避暑山荘内部の復元などが展示されており、山荘内部は装飾品や天...