4.スタッフ便り

安楽寺 その1 -信州上田-

仕事でもプライベートでも、寺ばかり訪れている私ですが、先日は信州上田を訪れました際、かねてから念願であった安楽寺(元は臨済宗・現在曹洞宗)を参拝しました。 鎌倉時代、塩田流北条氏の領地として栄えた塩田平(現在の上田市)の地は、当時の政治の中...
4.スタッフ便り

死ぬまで・・・

「死ぬまで間に合います」。 先日ご一緒させていただいた和尚様の一言。 人間、ともすれば弱気になり、「もう○○歳だし・・・」「私にはそんな事はもう・・・」という言葉をよく口にしてしまうのではないでしょうか。私はあえてそういった事は口に出さない...
サンガセミナー

今週の花

おはようございます。研究所は上司の自坊より届けられる花のおかげで、花盛りです。上はお玄関。ちらりと遠諱記念企画のポスターもアピールしてみたり・・・。無文老師には鳴子百合を。自然界の造形の美しい事。斑入りの葉っぱの絶妙なバランスにもため息もの...
4.スタッフ便り

その場の気が変わる・・・

私ごとですが、大親友が二冊目となる料理本を出版しましたので、お祝いも兼ねて記念会を主催してみました。彼女のところ(窯元です)で作っている土鍋を使った料理を紹介する本ですので、皆さまを料理でもてなし、さらに彼女が自分の為に築いた新しい穴窯で作...
京都

坐禅と朝バッハ  於:妙心寺金牛院

お声かけいただき、出勤前にちょっとユニークな早朝坐禅会に参加して参りました。「朝バッハ」付きというのが、普通の坐禅会にはない試みです。しかしそもそも、朝バッハってなに?坐禅の後にコンサートでもあるのでしょうか。それとも、流行の兆しが見えるド...
4.スタッフ便り

春のめぐみ

皆さまおはようございます。改めまして、いつもご高覧いただき、ありがとうございます。 突然ですが、私には山菜の師匠がいます。山菜を採るところから、料理するに至るまで師匠と呼ぶに相応しい素晴らしい感覚の持ち主です。彼女は、車を運転していても、タ...
職員オススメ本・映画

日々新

「相手をジャッジして、望んでばかりいるのではなく、自由にさせてあげてください そうすると、あなたも自由になります」。 4月始めの話ですが、京都にて開校されたゆっくり小学校の授業にお邪魔してきました。ヴァンダナ・シヴァ女史の精神思想における先...
4.スタッフ便り

一ヶ月おまつりします -花まつり-

おはようございます。 今年から花まつりを始めました事はご報告致しましたが(私は在家の職員です)、一ヶ月ほどおまつりしようと思っています。装い新たに、古い建水を使って……。布はインドネシアの面白い模様の布です。 何よりも、仏様と向き合い、花を...

今週の花

おはようございます。まずは無文老師(山田無文老師/研究所の初代所長でいらっしゃいます)に。ヒューケラの赤い葉っぱと、何の花でしょう。持ってきてくれた上司もわからないそうです。おわかりの方がいらっしゃいましたら是非ご教授くださいませ。西洋的な...

花筏

先週は雨の多い一週間でしたね。地元の川面が、花びらで桜色になっていました。 桜が散り始めると、昔は(いや、つい最近まで)少し淋しい気持ちになったものです。「自分も通常運転に戻らないといけないぞ」と、浮き立っていた心もトーンダウン……。 でも...
京都

南禅寺管長 臨済録提唱 於:南禅院

おはようございます。 本日10時より、南禅寺山内・南禅院にて、南禅寺派管長・中村文峰老大師による臨済録提唱があります。これは、臨済禅師1150年遠諱に因んで開催されるものです。是非みなさまご参集いただきますよう宜しくお願い申し上げます。
2.禅の文化

私の花まつり

おはようございます。先日もブログに書きましたが、今年はとうとう、木彫をしている友人・岸野承氏にお願いし、誕生仏を誕生させてもらい、花祭り(お釈迦様の生誕をお祝いするお祭り)を執り行ないました(我流で)。 この誕生仏、水に沈むと言われている堅...
自坊つれづれ

花祭り 釈迦降誕会

本日は、お釈迦様の誕生日。お花祭りです。 自坊の本堂でも花御堂に誕生仏をお祭りし、お釈迦様の誕生の時に天から降り注いだといわれる甘雨にみたてた甘茶を潅ぎ、お勤めをしました。 私が子供だった頃には、あたりの田んぼにはレンゲの花が一杯でしたので...
4.スタッフ便り

もうすぐ花まつり

いよいよ4月8日は、花まつり(お釈迦様生誕のお祝い)です。 長年、「あぁ、私も自分の家でこのめでたき日をお祝いしたいなぁ……」と願ってきました。昨年も用意ができずに悔やみ、「来年こそは絶対にするぞ」と決め、とうとう、友人で木彫をしている岸野...
美術館・博物館

インドの仏像 -東京国立博物館-

特別展「コルカタ・インド博物館所蔵 インドの仏 仏教美術の源流」を観に、東京国立博物館にお邪魔しました。インドのコルカタからやってきた、珠玉のインド仏教美術を日本で観るチャンスです。意外にも、日本での寺巡りなどが好きな方も、仏教の生まれた国...