4.スタッフ便り

本の刊行

毒湛老師、出雲へ 正解は?!

出雲大社 皆さんおはようございます。 本日は、毒湛和尚、出雲へ・・・の問題の解答です。 答えは、スサノオノミコトが、ヤマタノオロチを退治して、オロチの尻尾の中からクサナギノツルギが出たということです。 出雲神話を題材にされた面白い偈頌ですね...
4.スタッフ便り

お正月の形

皆さまこんにちは。 本年もブログ禅をどうぞよろしくお願い申し上げます。 さて、今年のお正月はどのようにお過ごしになられましたか。 昔ながらに家族で祝われる方、元日よりお仕事の方、お正月だからといって特に普段と変わらぬ方、その過ごし方は一昔前...
4.スタッフ便り

デンマーク・森のようちえん ~Skovbornehave i Danmark*~

こども達が一日の大半を森の中で、自然から様々な学びを得て、一人の人間としての“個”を尊重されて過ごす。 そんな、"森のようちえん"発祥の地・デンマークにて、一年間の学びの時を経て帰国された久木麻亜矢(ひさき・まあや)さんのお話会にお邪魔して...
映画

映画『ペコロスの母に会いに行く』

今夜はクリスマスイブ。多宗教のわが日本では、家族でケーキを囲んで団らんし、サンタクロースが子供たちにプレゼントを贈るという素敵な夜がやってくることでしょう。 宗教に対しての軽い感覚はともかくとして、こうして過ごす家族の団らんというのは、きっ...
4.スタッフ便り

毒湛老師、出雲へ 

今回は、毒湛老師が、出雲の雲龍山城安寺という寺に行かれた時の漢詩です。 八雲立処神龍躍、任手斫開宝刃新。 読み下しますね。 八雲(やぐも)立つ処、神龍(じんりゆう)躍(おど)る、 手に任(まか)せて斫開(しやくかい)すれば、宝刃(ほうじん)...
4.スタッフ便り

医師・早川一光先生 講義のご案内 -臨床僧の会・サーラ-

季刊『禅文化』230号にて特集させていただきました、“臨床僧”。私の友人などからも驚きの声と共に、素晴らしい活動だという声を聞くことができました。 「臨床僧の会・サーラ」は、僧侶が医療や福祉の現場に入って、患者さんやそのご家族、お年寄りや障...
4.スタッフ便り

百尺の金鱗 正解は?!

百尺金鱗躍搏天、騰光照射景陽巓。百尺の金鱗(きんりん)、躍(おど)って天を搏(う)つ、光を騰(は)せて照射す、景陽の巓(いただ)き。 先週木曜日に出題しました問題の答えです。簡単すぎましたか?! 名古屋城大天守の金の鯱(しゃちほこ)です。 ...

今週の花

枝にみのむしが!!! 上司が自坊よりロウバイの黄葉した枝、梅の枝、侘助(椿)、すすき、ウィンターコスモスなどなどを持ってきてくれました。 先週の花もこの季節ですのでもちがよく、まだ元気でいてくれて、秋から冬へと移るもの寂しい季節ですのに、花...
4.スタッフ便り

百尺の金鱗

職員自坊の花 小生、ただ今、『毒湛和尚語録(どくたんおしょうごろく)』という文献を読んでいます。 毒湛和尚は、明治期を代表する禅僧の一人です。 そこに、こんな偈頌(げじゅ・漢詩)があります。 百尺金鱗躍搏天、騰光照射景陽巓。 漢文のままだと...
美術館・博物館

西村惠信所長 淡彩画展

禅文化研究所所長西村惠信先生の趣味は淡彩画。 先般の禅と文化の旅の途中、慈照寺(銀閣寺)ででも、拝観中にスケッチブックと鉛筆を取り出してデッサンを始められるほど、行く先々で写真を撮るように描かれてきました。去る7月に傘寿を迎えられた先生は、...

開花

蕾がぷっくりと膨らみ、まさに開花せんとする時、一番強い力を感じますね。 まだかまだかと待ちわびていましたら、先週末に開花しました。 こんな小さき花にも宿る神仏のはたらきに、感動しています。 咲く前の様子はこちら。

今週の花

ほんとうは山へ分け入り、生ける草花を採取!が夢なのですが、都会ぐらしではままならぬ為、花屋へでかけます。京都には比較的、野山の枝もの、和花などを扱う店が多く在り、店の主から色々と教えていただく事も多く、助かっています。まず、研究所玄関には、...
4.スタッフ便り

いつかは・・・・・

風外慧薫「布袋」:奇品堂蔵 「私にはまだ男としての未来がある」と強く信じた老人は、何十年も連れ添った妻と離婚する。悲嘆に暮れた妻は自殺を計った挙げ句、占い師に心を預ける。夫婦の一人娘はキュレーターとしてギャラリーで働き、売れない作家の夫を養...
京都

御苑の秋

忙しくしており、特別どこかへ紅葉を見にでかけるという事をしていませんが、通り抜けする御苑の秋のにぎわいには、毎年感動してしまいます。 懲りずにこのブログでもご紹介し続けていますが、御苑は桜の季、紅葉の季、いずれも穴場なのです。皆思い思いに自...
3.その他の寺社

教林坊 滋賀の隠れ里

自坊の近くにありながら、今まで訪ねることができなかった教林坊(滋賀県近江八幡市)。紅葉真っ盛りの先日、ようやく訪ねることができました。 聖徳太子の創建と伝えられる、天台宗の古刹で、白洲正子も『かくれ里』にて「石の寺」として書きのこしています...