4.スタッフ便り

美術館・博物館

西田幾多郎遺墨展 -京都大学総合博物館-

おはようございます。 11月最終週のはじまりです。早いですねぇ・・・・・・。 興味深い展覧会が目白押しのこの時期、まだ行けていないのですが、12/1までのこちらをご紹介しておきます。 西田幾多郎遺墨展 京都大学ならではの展覧会。なかなか他の...
美術館・博物館

開館20周年記念 村上華岳・山口薫・北大路魯山人展 -何必館・京都現代美術館-

祇園にひっそりと佇む美術館、何必館・京都現代美術館を訪れました。 開館20周年記念を記念して、館所蔵の名品より、さらに選りすぐられた作品のおめみえです。眼福の極みでありました。辛いことがある時、何かもやもやとしたものが頭をもたげている時、苦...
4.スタッフ便り

秋の夜長にいっぷく

秋の夜長を一人楽しんでおります。 【棗】11年ほど前にミャンマーの工房にて求めました。タイやミャンマーなどでは、ビンロウの実に石灰をまぶして、キンマという植物の葉に包んで蝴凾゙習慣があります(道ばたでそれをペッと吐いているのを見て、びっくり...
職員オススメ本・映画

『妙好人』(鈴木大拙/法藏館)

初めて聞いた言葉でした。 浄土真宗の篤信者を、こう呼ぶのだそうです。語源は、『観無量寿経』の「念仏者は人中の分陀利華〔白い蓮華〕」という一節。仏さまの徳を表わす蓮華(中でも貴い白蓮華)にたとえられるほど素晴らしい人、という最高の賛辞のようで...
美術館・博物館

夕ざりの茶 -北村美術館-

これまでに幾度もご紹介させていただいております北村美術館。 こちらは毎度、茶事形式での展観(今回は寄付・濃茶席・続き薄)にて、拝観後はさながら何時間にもおよぶ茶事を楽しんだ後のように満足できるのが特徴です。 -夕ざりの茶-はて、夕ざりとは?...
4.スタッフ便り

きのこ狩り

皆さんおはようございます。 以前のブログで、できる限り自然の中に身を置きたいと宣言しましたが、今回はきのこ名人(採るのも判別も料理も)に付き従い、友人たちと山へ入りました。 目指すは松茸!!!だったのですが、名人に雑誌の撮影が入り、前日に全...
4.スタッフ便り

季刊『禅文化』230号より 「生飯」と「邇崎虚帚」

天龍寺派徳寿院の精進料理名人、山﨑紹耕和尚に、精進料理レシピと仏教にまつわる面白いお話を連載いただいています。 今回は、「生飯(さば)」と「邇崎虚帚(すいちょうそう)」。へー、ほー、そうなのかぁ~と、知識の幅が広がるようなお話です(すみませ...

東北の被災地を再訪 2

日没の早い東北の地、初日の夜は盛大に檀家さんたちと酒を酌み交わして楽しみ、また、楽天対巨人の試合を観戦。東北の希望の星である楽天を応援しましたが、初戦は辛くも敗れてしまいました。仙台のホテルは双方を応援する人たちで満員だとか。 半月を観なが...
3.その他の寺社

丹生都比売神社 -和歌山県かつらぎ町ー

「ずいぶん方々旅をしたが、こんなに閑でうっとりするような山村を私は知らない」 『かくれ里』 白洲正子 白洲さんがこの地で最期を迎えたいと仰ったほどに愛した地、和歌山の天野へお邪魔し、丹生都比売(にうつひめ)神社へ参拝。宮司の丹生様にご案内い...

東北の被災地を再訪 1

去る10月末の土日を利用して、3.11のあの大地震から1年後に訪ねて以来、久しぶりに東北の地を訪ねてきました。 今回は、自坊の新年会で檀家さんに「一緒に東北に行って慰問してきましょう」と募っての1泊2日の団体慰問。団体といっても12名の小さ...
職員オススメ本・映画

『野菜のごちそう しばにさんちの食卓Ⅱ』宮本しばに

以前にもこちらで、友人の本『野菜料理の365日 ~しばにさんちの食卓~』をご紹介させていただきましたが、このたび新たなる一冊が発刊されました。 『野菜のごちそう しばにさんちの食卓Ⅱ』 今回ももちろん、野菜料理の豊富なレパートリーが紹介され...

万治の石仏 

岡本太郎絶賛の石仏に会いにゆきました。諏訪へゆくなら是非。日本の石仏とは思えない?!ような御顔をなさり、謎の多い石仏です。

大浦天主堂

少し間が空きましたが、長崎では黄檗宗の聖福寺をお参りした後、信徒発見の舞台としても有名な、大浦天主堂を訪れました。江戸幕府によるキリシタン弾圧、信仰の禁止、司祭や神父、教会などのよりどこを失うという艱難辛苦を堪え忍び、長きに亘り信仰を守り伝...
4.スタッフ便り

聞こえない音の話

『古事記』を題材にした舞台、『アマテラス』を鑑賞してきました。大音響で打ち鳴らされる和太鼓の迫力とアマテラスの神々しさに、観ているだけでカタルシスを得られたような。 ところでこの作品では、神話とはいえ仏教の法器もいろいろ使われていたことが興...
職員オススメ本・映画

禅に学ぶ『家族に想いを伝えるエンディングノート』

少々長いタイトルではあるが、つい先頃、角川書店から発刊された、今、流行のエンディングノートの一冊である。 著者は田口誠道師。長野県にある臨済宗妙心寺派長昌寺の住職であり、行政書士でもある珍しい僧侶である。以前より、青山社から出されていた『エ...