4.スタッフ便り

帰りたくない

昨日にひきつづき、長野の記憶、友人宅近くの牧場にて。 夏の間やってきてこちらに放牧され、好きな時に草を食み、好きな時に眠り、そんなそのまんまの姿で、我々人間をいやしてくれている牛さんたち。 冬は雪が深く積もる為、11月頃にはお迎えがやってき...
4.スタッフ便り

山の花

自然界には不自然がありません。 お隣までは何キロか先・・・という山の中、大自然に囲まれた地に住まう長野の友人宅にお邪魔し、朝のさんぽで摘んだ草花です。 「あ、かわいいな・・・」と目にとまったものを、何も考えずに少し山から分けていただいただけ...
禅の寺

長崎の聖福寺 -黄檗宗のお寺-

所用で長崎へと行っておりましたので、空いた時間はもちろんお寺めぐり。 長崎といえば、黄檗宗の四福寺が有名です。 崇福寺、興福寺、福済寺、聖福寺。そのうちの聖福寺を訪ねてみました。 中国風の文様や吉祥を意味する意匠が随所にみられ、多くの唐人が...

スペインにて -ジュゼップ・マリア・ジュジョール-

夏のスペイン旅行の思い出より・・・・・・。おそらくは、その建築に出会ったすべての人々を魅了してやまない天才ガウディにも、不得手な事はあったらしく・・・・・・。 ガウディ建築を語る上では絶対的に欠かせないと思われる、“色彩”。そう、色のセンス...
美術館・博物館

物 黒 無 monocrome -正木美術館-

大阪は南の方、泉北郡忠岡町という、泉大津市と堺市に挟まれたごくごく小さな町に、珠玉の名品を多々所蔵する美術館があるのです。 正木美術館 今後ご一緒に何か新しい試みができたら・・・と、館長の高橋範子先生にご挨拶に伺っていました。高橋先生が水墨...
職員オススメ本・映画

『人生、行きがかりじょう 全部ゆるしてゴキゲンに』(ミシマ社)

とても面白い本を読みました。自称・日本初の「酒場ライター」である、バッキー井上さんの新刊です。「画家」「踊り子」「ひとり〝電通〟」を経て現在は「漬物屋店主」「居酒屋店主」でもあるバッキーさんが選ぶ言葉は、かなり独特。本書は、バッキーさんが多...
美術館・博物館

開館30周年記念名品展Ⅱ -野村美術館-

開館30周年記念名品展Ⅱが開催されている野村美術館を訪れました。毎回足を運んでいると、何度かお目にかかれる名品があるのですが、本当にその時々によって、自身の好みも変わってゆくものですね。今回は、朝鮮の刷毛目茶碗、ご銘“四海兄弟”のおなり(形...
4.スタッフ便り

神戸女学院岡田山キャンパス移転80周年記念シンポジウム

母校から案内が来ましたのでご紹介を。「ヴォーリズ建築の魅力とメッセージ」と題して、神戸女学院岡田山キャンパスが移転80周年記念シンポジウムが開催されます。在学中はもちろんのこと、卒業しても大学に戻る度に(卒業後も2ヶ月に1度、勉強会で訪れて...
映画

スタンリーのお弁当箱

その国のお国事情はお弁当に詰まっている!と思っている私。 そして、大好きなインドの映画となれば観にゆかずにはいられない!と観てきました、『スタンリーのお弁当箱』。 勝手なイメージとは違い、インドの悲しい現実、それでも明るくひたむきに生きるス...
京都

配膳司

クリックしていただくと、大きな写真がご覧いただけます 毎月ポストに投函されている“きょうと府民だより”。 なにげなく見ていると、「ん?この人知ってるなぁ・・・」という方が紙面に。 数々の茶会でてきぱきと下足番を担当されていたり、かと思えば料...

サグラダ・ファミリア -バルセロナ-

夏休みに訪れたスペイン。「バルセロナに行くのなら、まぁこれは見ておかなくてはならないだろう・・・・・」くらいの思いで訪れたサグラダ・ファミリア。午前9時に生誕のファザードを登るエレベーターを予約していましたので、開門と同時にエレベータへ行き...

秋 -研究所の花-

研究所の玄関です。 ススキと栗の木が来訪者の皆さんをお迎えです。秋ですねぇ。
美術館・博物館

みほとけのかたち-仏像に会う- 奈良国立博物館

奈良国立博物館へとでかけて来ました。 みほとけのかたち-仏像に会う-(9月16日まで)と題した展観です。 「仏像ブームと言われる昨今に、あらためて 仏像って何だろう という問題を考えていく展覧会です。いろいろな仏像に出会いながら、仏像のすが...
美術館・博物館

根来 中世に咲いた花 -MIHO MUSEUM-

滋賀県は信楽にあります、MIHO MUSEUMの秋季特別展にお邪魔して参りました。 この日は友人が信楽高原鉄道の信楽駅まで迎えに来てくれるという事で、初めて乗ってみたのですが、素晴らしい景色が楽しめました。“高原”と名のつく鉄道であるからし...
4.スタッフ便り

愛について

瀬戸内晴美さんが出家して寂聴さんになられたとき、年を重ねるとそんな心境が訪れるものかと思った記憶がある。しかし、上野千鶴子さんが、「50歳になってみて、この年で出家した瀬戸内さんはすごい決断だったと思う」といったふうなことをどこかに書いてお...