4.スタッフ便り

美術館・博物館

魯山人寓居跡 いろは草庵

良い時代だなぁ……と、感慨深く。 石川県は加賀市の山代温泉にある、魯山人寓居跡にお邪魔してきました。 現在は、いろは草庵といって、魯山人の人生の軌跡を辿れる場所となり、公開されています。 集まるところには集まるのですね、面白い人が……。 賢...
自坊つれづれ

篤信家のお婆さんの葬儀に思う

私が兼務している檀家3軒の小さなお寺(実は由緒はかなり古い)があり、その開基の家系で今も檀家総代をされているお家のお婆さんが、さきごろ97歳という天寿を全うされ逝かれました。 自坊の檀家さんでもご自宅での葬儀が少なくなってきたなか、自宅にて...
二十四節気

大寒 ―二十四節気― 「かんずり」の雪さらしの頃

本日は、二十四節気の第24番、トリの大寒です。小寒で寒の入りをして、この大寒の終わる立春前日までが一年中で最も寒い「寒のうち」ではありますが、実は蕗(ふき)のとうが芽を出すのもこのころですから、もう地面の下では春の準備が始まっているのですね...
4.スタッフ便り

真空管のラジオ。電池式。

たぶん昭和ごく初期の真空管ラジオ。電池を電源とし、ラッパ型のスピーカーで鳴らす。真空管はナス型の201A(直熱型の三極真空管)が5本、バリコンが三つ、かご型のコイルが三つなど、見た目は豪華だが、作りが何となく素人くさい。町のラジオ屋さんの組...
豆知識

「コンフォートハンド」の講習会 -臨床僧の会・サーラ主催-

『臨床僧の会・サーラ』が主催する「コンフォートハンド」の講習会を受講した。 コンフォートとは、元気づける・慰め・痛みを和らげるなどの意味を持ち、コンフォートハンドは、心理学・生理解剖学を基に構築されたハンドマッサージである。香り・言葉がけ・...

四方指展望台 -小豆島-

私的な小豆島旅行記が続いていて申し訳ないです。 言葉を書きつらねるのも無粋かと思われますので、今日は写真のみ。 小豆島の四方指展望台(標高777m)からの景色です。

小豆島の民間療法?! -小豆島・石風呂-

最近ことに民間療法・自然療法などに関心のある私なのですが、小豆島でこのようなものをみつけました。 【町指定 有形民族文化財 肥土山の石風呂】 出入り口は狭く感じますが、身をかがめて入るとなんとか入ってゆけます。 中はわりと広く、縱2.6m、...

雪の兼六園 -金沢-

兼六園にて松の雪吊りを拝みたく、でかけてきました。 ちょうど大雪のお正月。それはそれは美しい雪化粧。 北陸特有の重い雪から松の枝を守る為に施されますが、美しさも兼ね備えたこの姿にしばし寒さも忘れて佇みます。 ここ金沢は、さすがは加賀百万石の...
二十四節気

新年辰歳のご挨拶と「小寒」 ―二十四節気―

あけましておめでとうございます。 旧年中は我々日本人にとって忘れることのできない一年となってしまいました。 どうか今年は被災地の一日も早い復興とご多幸、そして災害のない年をと心から願うところです。 禅文化研究所は本日より通常通りの業務を行な...
職員オススメ本・映画

『土を喰う日々-わが精進十二ヶ月-』 水上勉 -職員オススメ本-

幼少期を相国寺の塔頭や等持院にて過ごした事でも知られる作家、水上勉氏の、『土を喰う日々-わが精進十二ヶ月』(新潮文庫)を、その季節ごとに読み進めています。 季節ごとの自然からのめぐみ、そのめぐみに対する我々人間の在り方というものを、典座(台...
二十四節気

冬至 ―二十四節気―

本日は、二十四節気の第22番目「冬至」です。言うまでもなく、一年中で一番昼間の短いのが「冬至」です。 朝6時台、出勤でうちを出る頃には、まだ日の出の前です。先日も東の山の太陽が出てくる位置が、ずいぶん南の方になっていることにふと気が付き、そ...

笹ヶ岳・雨乞岩 -滋賀と三重の県境-

滋賀県信楽の笹ヶ岳に、三重県の伊賀側から登って来ました。 この笹ヶ岳にあります雨乞岩は、長年私の憧れの場所でした。 と申しますのも、福森雅武氏の『土樂食樂』にて、先生がこの岩の上で食を楽しんでいる写真があまりにもインパクト大!だったからです...
豆知識

ご存じの通り、清水寺の森清範貫主が揮毫された今年2011年の漢字は「絆」でした。東日本大震災で改めて家族や友達、そして社会との繋がりを再認識されたためだと思います。 日本はそもそも絆を大切にしてきた国家、国民性だったと思います。太い神社のし...

御在所岳 -三重県菰野-

三重県は菰野にあります、標高1212メートルの御在所岳。 今回は山登りではなく、眺望を楽しむ為、ロープウェイに乗ってみました。 伊勢湾まで見渡せて、絶景かな。しかし……。
美術館・博物館

野村美術館

能や茶に通じていなくとも、日本の名品から醸し出される気品や気迫を感じさせてくれる逸品が揃う私設美術館。 この秋の展観は12月4日まででしたが、次回の春の展観、3月10日から始まる【「かな」の美】を心待ちに。桜や新緑の美しい季節ですね。 さて...