4.スタッフ便り

京都

井戸水のふしぎ

時間がある限り、神社へ井戸水を汲みにゆき、料理やお茶を飲む際に使っています。 凍て付くような寒さ、そして清らかな神社の空気の中、ペットボトルに水を入れるとほんのり暖かく、幸せな気持ちになります。 この事を友人の息子君(3歳)にお話していて、...
京都

雪の京都

日曜日、月曜日と京の都は雪でした。 毎年この時期には何度かこういった日があるのに、雪の日を迎えては「あぁどうしよう、どうやってでかけよう」などと思う私です。 それでも一旦でかけてしまえば、我が家の近くの京都御苑や鴨川の雪景色の美しさに心奪わ...
4.スタッフ便り

雑感とオススメの本

最近、テレビを見ていません。ニュースくらいは見ておこうとつけていても、昨今の日本の政治の悲しき現実、残酷なニュースが番組のほぼ大半を占め、「時間の無駄だな。私には必要ないな」と手放しました。知りたい情報はいくらでもネットで集められる時代です...
美術館・博物館

小泉淳作展 -京都高島屋-

日経イベンツガイドより転載 【平城遷都1300年光明皇后1250年御遠忌 東大寺本坊襖絵完成記念 小泉淳作展】が、1月24日(月)まで京都高島屋グランドホールにて開催中です。 まだ私も訪れていませんが、貴族文化や仏教文化が華開いた天平文化を...
4.スタッフ便り

成長を見守るよろこび -V-SQUARED CONCERTより-

人生の一つの生きがい・楽しみに、“成長を見守るよろこび”というものがあると思います。それはもう多種多様で、ある人にはお子さんの成長であったり、またある人には、畑で育てている野菜の成長であったり…。 先日、バロックザール-青山音楽記念館-にて...

『小説 ブッダ いにしえの道、白い雲』 ティク・ナット・ハン著

4月の来日を楽しみにしながら、『小説 ブッダ いにしえの道、白い雲』(ティク・ナット・ハン著 池田久代訳/春秋社)を読んでいます。 読み終えてからの感想もまたお届けできたらと思っていますが、まず、インドのカースト制度、バラモン・クシャトリア...
京都

広沢池 冬

先日、寒い中をサイクリングしてみました。 広沢池(ひろさわのいけ)の冬の姿を皆様にご紹介致します。 こちらの池では、鯉、鮒、モロコなどを養殖しており、12月に入ると冬の風物詩ともなった、鯉上げが行われます。 池の水を抜いて、このような状態に...
4.スタッフ便り

年末年始の休業日につきまして

みなさんおはようございます。 どのようなクリスマスをお過ごしになられていますか? と、禅文化研究所からお尋ねするのは変な事と感じられますか? 日本人って、他国の文化でも宗教でも、本来のそれとは似て非なる物にしてしまい、取り入れて、まるで日本...
自坊つれづれ

人と人との繋がりということ

一昨日は冬至でしたが、柚子風呂に入った方もおられますか? うちのお寺では冬至には役員さんや世話方さんの慰労会を行ない、茶飯やけんちん汁やかぼちゃを出して、みなで一杯やることにしています。全国の僧堂では、今年掛搭した新人雲水さんたちも、一晩限...
4.スタッフ便り

ヨガの実践

私事ですが、「研究所に勤め、茶道をしているからには、“坐禅”をせねば!」と、大きな志を抱き、やる気だけはみなぎらせ、何ヶ所かのお寺に坐禅を組みに行ってみた事がありました。 ですが、昔バスケットボールをしていた時代に、何度も捻挫をした古傷が耐...
2.禅の文化

立派な人

「そんなところ(禅文化研究所)につとめておられたら、立派な人にずいぶんにお会いになるんでしょうねえ」と時々言われる。大抵の場合、揶揄である。発言者の真意は、「私は、そんなにアクセク修行もしてませんし、聖人でもないけれど、そこそこ気持ちよく、...
美術館・博物館

名残の紅葉 -大山崎山荘美術館-

12月12日まで開催されていた-民芸誕生-を観に、大山崎山荘美術館へと足を運びました。 もう散ってしまっているかと思っていた紅葉もまだ美しく、名残の秋を楽しめました。 民芸に関しては思う所多々あり…で、今までも足繁く民芸関係の展観にはお邪魔...
4.スタッフ便り

訓注 能仁晃道

様々な語録の訓注をてがける、我が研究所の能仁晃道。 主な書籍はこちらから。 ある日、檀家さんのおばあちゃんに言われたそうです。 「おっさん(和尚さん)、そんなもんをずーっと座って読んでて、ストレスがたまらんかね」。 「好きなもんをずーっとや...
京都

技を訪う -ズーセス・ヴェゲトゥス-

季刊『禅文化』219号(次号:2011年1月25日発刊予定)の、「技を訪う」は、京都のバウムクーヘンで有名なお店、ズーセス・ヴェゲトゥスさんです。 数年前のちょうど今頃の季節に、こちらの季節限定スパイスバウムを初めて食べた私は、「ドイツと同...
美術館・博物館

直方の茶陶 春斎の壺 -陶芸の森 陶芸館-

MIHOミュージアムから車を走らせる事約10分。信楽陶芸の森にあります陶芸館では、「直方の茶陶 春斎の壷」と題して、信楽焼の巨匠、上田直方と髙橋春斎2人の展観が開催中でした。 “信楽焼”について知りたい方に絶好の機会です。 私は、茶道を始め...