4.スタッフ便り

京都

良寛遺墨展 -何必館-

祇園にある私も大好きな美術館、何必館(かひつかん)にて、先日(7/19)まで「没後180年 良寛遺墨展」が開催されていました。 早くにご案内できればよかったのですが、ぎりぎりに参りましたので事後報告となってしまいました。 こじんまりした美術...
京都

祇園祭

四条界隈へゆくと、山や鉾の準備が始まっていました(2~3日前の画像です)。 中京区(なかぎょうく)の人々のちょっと浮き足立った感と同時に高揚感がなんともいえません。「あぁ、今年もこの時期が来たのだなぁ」と微笑ましく思いながら写真を一枚。季節...

ムンドゥッ寺院 -インドネシア-

メインのボロブドゥール遺跡の前に、その近くにあるムンドゥッ寺院をご紹介します。 8世紀~9世紀頃の建造と伝わる小さな堂内には、3体の美しい仏像が安置されています。殊に中央に座す如来像(下写真)の美しさは秀逸で、専門家にも高く評価されているそ...
2.禅の文化

尺八の音色

本日(7/12)、海外より研究所にお客様がおみえでした。 関心があるから……との事で、研究所のN先生(尺八歴40年以上)が皆様に尺八を披露する事となり、私もこの機会にと便乗して尺八の音色を間近に堪能する事ができました。 海外で高く評価されて...
チベットの草花

Flowers and Plants in Tibet -№20-

禅文化研究所客員研究員・李建華さんのご子息、叡(えい)さん による、チベットの草花の写真です。 硬そうな土、栄養分や水分などは含まなさそうな大地から力強く生えて、極力水分を必要とせぬよう進化を遂げたのでしょうか、力強い姿です。 専門家さえそ...
4.スタッフ便り

「出会う」ということ

ユダヤ人作家、エリ・ヴィーゼルの『夜』に出会ったときの衝撃は忘れがたい。 『夜』は、第二次大戦中、自らが移送されたアウシュヴィッツ第二収容所(ビルケナウ)の証言記録である。高い文学性を備えた本書はすでにホロコースト文学の古典となっているが、...
京都

6月30日の京都のデパ地下

水無月の夏越の祓する人は     千歳の命延というなり 今年もいよいよ残る半年。折り返し地点を過ぎました。 元旦に誓った今年の目標、ふと頭に浮かびますね…。 各神社では6月30日に半年の罪穢れを祓い清め、残る半年も息災に…と「夏越の祓」の神...

インドネシア更紗(バティック) -インドネシア-

バティック作りの版木 インドネシア旅行記のつづきです。 どの国を旅しても、“布”が気になる私です。 その道に詳しい方に尋ねると、ジョグジャカルタの町には、昔は草木染の工房もいくつかあったようですが、現在の工房は化学染料?を用いているとの事で...
豆知識

「来年のことを言うと鬼が笑う」

将来のことは予測しがたい、ということを表すことわざ。 『日本国語大辞典』は出典として1656年の「世話尽」を挙げるが、江戸時代にはすでに存在した古い言葉のようだ。 この言葉、言わんとしている意味は非常に明瞭なのだが、なぜ「鬼」なのか、子供の...

紫陽花

あぁ、雨だ。通勤が面倒くさい。憂鬱…。 身体にまとわりつくような湿気を帯びた空気。 それにしても、じめじめとうっとおしいなぁ。 自分の気持ちが浮かないと、そんなこんなが頭の中をぐるぐるめぐるこの季節。 そんな時に庭に目をやると、家人が丹精込...

ジョグジャカルタのあれこれ -インドネシア-

インドネシア旅行記です。 世界遺産、プランバナン(ヒンドゥー寺院)とボロブドゥール遺跡を訪れる際の拠点となるのがジョグジャカルタです。 世界遺産観光の拠点となるだけあって、宿泊先も5つ星ホテルから、おしゃれなこじんまりしたホテル、安宿まで旅...
チベットの草花

Flowers and Plants in Tibet -№19-

禅文化研究所客員研究員・李建華さんのご子息、叡(えい)さん による、チベットの草花の写真です。 硬そうな土、栄養分や水分などは含まなさそうな大地から力強く生えて、極力水分を必要とせぬよう進化を遂げたのでしょうか、力強い姿です。 専門家さえそ...
美術館・博物館

西田幾多郎記念哲学館

石川県かほく市にある、西田幾多郎記念哲学館をご存じだろうか。 かくいう私も、たまたまWEBサイトで見つけて訪ねてみた次第である。 まだ新しい建物は、安藤忠夫の手によって設計されたものである。 エントランスに入り、受付の女性の案内のとおり、1...
自坊つれづれ

蛍とぶ

今頃、螢の出る名所では、どこもホタル祭と称して、大にぎわいのことだろう。 私が子供の頃には自坊の庭に蛍が飛んでいたのを、おいかけていた記憶が鮮明にある。 高度経済成長とともに、自坊のあたりの里川にも、富栄養化した家庭の排水が流れ込み、めだか...
美術館・博物館

大遣唐使展 -奈良国立博物館-

奈良国立博物館にて開催中(6/20まで)の、「大遣唐使展」へとでかけました。 幾多の困難が立ちはだかる事を覚悟しつつ、唐の政治・文化・宗教を学び、ひいては日本の国の発展を促す為、大海原へと漕ぎ出して行った、はるかいにしえの賢人達。 彼らによ...