4.スタッフ便り

京都

くもりの日

ここ最近、くもりや雨の日が多いですね。 京都御苑内を通り抜けてしていると、曇っているおかげで太陽を直視する事ができ、陰になった木々の様々なシルエットがまた美しいのでした。思わず写した一枚です。 御苑内、四季折々ハッとする美しさに出会えます。...
美術館・博物館

描かれた能 -細見美術館-

京都岡崎の細見美術館にて、2月14日まで開催されていた、「描かれた能 -絵で楽しむ 文様が語る」。 お能や狂言を鑑賞する機会は度々あっても、あの美しい衣装や扇子などをじっくり間近に拝見する機会は滅多にありません。 しかも国立能楽堂が所蔵する...
京都

嵯峨野線がついに

この研究所のある花園大学まで通い出して、何年になるだろうか。ちょっと指折り数えてみた。 途中、僧堂掛搭の間は抜いても、大学も花園大学だったので、四半世紀は越えたことになる。 その間、ずっと自坊からJR(当時は国鉄)で京都駅を経由し、嵯峨野線...

まず咲くから万作

春にまず咲くことから万作(まんさく/満作とも)と名付けられたらしいこの花が、満開です。 上司のご自坊にて。寺には四季それぞれの草花が多く、羨ましい限りです。 遠目に見たり、薄ぐらい茶室で主となる花に添えられていたりすると「あぁ、いいなぁ」と...
禅のことば

木瓜の花

我が家では、大好きな花屋さんで買ってきた木瓜が花盛りを迎えています。 なんともいえない色。見ていると癒されながらも、よくもまぁこのように咲くものだ……と、不思議な気持ちになります。 まさに-不審花開今日春-。 「不審庵」というと、表千家の茶...

レッドフォート(赤い砦) -インド・デリー-

世界遺産、レッド・フォートです。 このブログでもおなじみ、タージ・マハールの建造者でもあるシャー・ジャハーンにより、1648年に建てられました(ムガル帝国時代)。 イギリス統治時代から、インド独立後まで、軍の駐屯地や施設として利用され、城内...
3.その他の寺社

安産祈願 -京都・わら天神-

私事ながら、妻の妊娠5ヶ月目の戌の日に、京都の「わら天神」へ行ってきました。 「わら天神」とは通称で、正式名称は「敷地神社」といい、安産のご利益で有名な神社です。 この日もたくさんの参拝者で賑わっていました。 授与所の前には、夫婦や親子で来...
職員オススメ本・映画

『坊主DAYS』 -職員オススメ本-

世の中のみなさんは、お坊さんに対してどんなイメージを抱かれているのだろうか? 「生臭坊主」とか「坊主丸儲け」というような厳しい評価はもうすっかり定着(?)してしまっているような感もあるが、たとえばテレビで禅宗専門道場の修行について放映される...

国立博物館 -インド・ニューデリー-

インド旅行記のつづきです。 ニューデリーにある、国立博物館を訪れました。 インダス文明・仏教・ヒンドゥー教の関連のあらゆる宝物が展示されており、デリーでの滞在が1日ほどと短い場合などには、広すぎるモスクなどを訪れるよりも、私はまずはこちらに...
チベットの草花

Flowers and Plants in Tibet -№18-

禅文化研究所客員研究員・北京在住の李建華さんのご子息、叡(えい)さん による、チベットの草花の写真です。 チベットの厳しい自然の中でも、草は根を張り、美しい花を咲かせます。 色々な問題のあるチベットですが、昔から一度どうしても行ってみたい国...
禅のことば

線香の煙

『白隠禅師年譜』12歳の時(元禄九年:1696)に次のようにある。 一日、香を菅神の画真の前に点して、再拝稽首して謂(おも)えり、「我が願い虚しからずんば、香煙端直にして天に沖(あが)る象(かたち)を示したまえ」と。黙祷すること良(やや)久...
禅の寺

水僊(水仙)

この季節に咲く花で最も好きな花、水仙。今年も研究所横の花壇にたくさん花を咲かせています。 あの可憐で清楚な姿からは、日本人としてはどうも納得がいかない花言葉-うぬぼれ・我欲・自己愛・神秘-などにぎょっとしたものですが、ギリシア神話から来てい...
4.スタッフ便り

“THIS IS IT” マイケル・ジャクソンとアラン・ワッツ

今やロードショーは終わり、一部で追加上演となってしまっている映画だが、やっと、マイケル・ジャクソンの "THIS IS IT" を観ることができた。 彼の音楽はラジオなどでよく耳にはしていたが、実のところ、CDを買ったりというほどのファンで...

ジャーマ・マスジット(デリー) -インド-

イスラム教のモスクとしてはインドで最も大きいジャーマ・マスジットです。 かのタージ・マハールを建てたムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンによって1644年に着工されたものです。出来上がったのは、6代皇帝、アウラングゼーブ帝の頃との事。 写...
4.スタッフ便り

占い

占星術研究家の鏡リュウジさんは「占いは迷信」だと言う、「星の動きが人の人生を決めているわけがない。……星のサイクルで、この辺がこの人の転機だというのはだいたいわかる。でも何がどうくるかはわからないです」。 人生何が起こるかだれにもわからない...