4.スタッフ便り

美術館・博物館

蓮の清香-君子の花 浄土の花 -高麗美術館-

京都市北区の高麗美術館では、夏にふさわしい展観、「蓮の清香-君子の花 浄土の花」が開催中です。 何度も訪れている美術館ですが、やはりここを訪れるとまずはしばし庭を鑑賞。 誰でしたか、「庭の良し悪しは広さではない」と言いましたが、まさにその言...
4.スタッフ便り

田舎のよさ -ドラゴンカヌー大会で思う-

関東まで梅雨明けしたというのに、近畿地方は未だにあけず天候も不安定で、豪雨が降ったりして、夏らしくテリッと晴れる日はいつくるのだろう。 そんな中、毎年、自坊のある地元の琵琶湖の内湖で行なわれている「ドラゴンカヌー大会」に、今年も選手として出...
4.スタッフ便り

東京国際ブックフェアと……悪夢

ご案内していた、東京国際ブックフェア(7/9~7/12)が終わった。ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。 早くから出展が決まっていたのに、なかなか新刊となる本の編集が進行できず、6月にかなり焦り、無理もしつつ2冊の新刊を間に合...

聖なる川 ガンジス -インド-

映画『おくりびと』の主役、本木雅弘さんは、この川を見て、インドの事を書いた自著の中に、青木新門さんの著書『納棺夫日記』にあった一文を引用させて欲しいと申し出られたそうだ。 その一文というのが下記。 何も蛆の掃除までしなくてもいいのだが、ここ...
美術館・博物館

文房具 書院を飾る -裏千家茶道資料館-

なかなか見る機会の無い“書”の道具ばかりの展示にお邪魔してみました。 世に名高い端渓の硯の名品、美術品・置物としてもよく骨董屋でみかける李朝の水滴など、比較的、書に通じていない者にもわかりやすいものから、むむ、これは?!という逸品まで幅広く...
4.スタッフ便り

山村御流 いけばな展 -大阪高島屋-

山村御流いけばな展 案内状より 奈良の由緒ある門跡寺院、円照寺(現在は臨済宗妙心寺派)を家元とする華道の流派、“山村御流”の華展が下記のとおりございます。 「花は野にあるように」の山村御流。暑い盛りにどのような涼を運んでくれるのかと、今から...
京都

大いなる哉 心や -栄西禅師-

来たる平成26年の“建仁寺開山栄西禅師800年大遠忌”にむけて、研究所でも遠忌事業の一環として、書籍の発刊など、建仁寺さんからの依頼にてお仕事をさせていただいております。 栄西(ようさい)禅師といえば、中国より茶の種を持ち帰り、広く一般に喫...
京都

蓮の開花 -日蓮宗・京都立本寺-

仕事が休みの日曜日、「せっかく5時半に起きたのだから…」と、蓮の花を見に行って来ました。 京都市の上京区七本松通にあるここ立本寺では、この時期、本堂前の蓮の花が見頃を迎えます。 解放されており、訪れる人もまばらで毎年楽しみにしています。 今...
3.その他の寺社

水が飲みたければ… -『栂尾明恵上人伝記』より-

『栂尾明恵上人伝記』によれば、明恵上人の周囲では、たびたび不思議な出来事が起こったらしい。 ある時、上人が行法をしていた最中、侍者を呼んで言った。「手水鉢の中に虫が落ちたようだ。取り上げて逃がして来なさい」。行ってみると、蜂が落ちて溺れてい...
4.スタッフ便り

TVとネット

テレビが故障して4ヶ月近くになる。新しいのを買うつもりだったが、テレビがないことで生活に何の支障もないことに気づいてそのままにしてある。我が家では、TV受像機はDVDやビデオの再生装置でしかなかったようだ。 私の子ども時代は、居間の一台のテ...
京都

名越の祓え 茅の輪くぐり

6月30日。 我が家の氏神さんである護王神社へ、茅の輪くぐりに行って来ました(昨年はこちら)。 この日はあいにくの大雨でしたが、なんとなく、半年の間に積もりに積もった罪穢れを祓い清めない事には、これからやってくる厳しい夏の暑さを乗り切り、一...
3.その他の寺社

西国観音霊場 第27番 書写山圓教寺に詣る

「はるばると 登れば 書写の山おろし  松の響きも 御法(みのり)なるらむ」 西国観音霊場では最も西に位置し、西の比叡山とも呼ばれる、第27番の書写山圓鏡寺にお詣りしてきた。山裾から参詣用のロープウェイで山頂まで上り、三十三観音に見守られあ...

レネアの滝 カジュラホ番外編 -インド-

久々にインド旅行記です。世界遺産で有名なカジュラホ村番外編。 カジュラホ村からオートリキシャで1時間くらい走った所に、この“レネアの滝”があります。 この滝に向かう途中、レンタサイクルで滝まで向かう日本人に遭遇。2人のうち1人が道に倒れ込ん...
美術館・博物館

PLAIN PEOPLE アーミッシュの生き方 -思文閣美術館-

思文閣美術館HPより転載 アーミッシュのバギー 「“アーミッシュ”といえば、アメリカで昔ながらの生活を営むコミュニティを作っている人々」という事くらいしか知らなかった私は、この思文閣美術館での展観を知り是非でかけてみたいと、前もってインター...
4.スタッフ便り

“じゃないですか”症候群

「相手に、否が応でも同意を求めさせる言葉として、非常に下品なもんやけど、あんたは使ってへんやろな?どうや?」と、いつも色々な事を教えて下さる骨董屋主人から言われ、ドキッとした。 自分でも、使っているのか使っていないのか判断もつかないくらいに...