4.スタッフ便り

チベットの草花

Flowers and Plants in Tibet -№17-

禅文化研究所客員研究員・李建華さんのご子息、叡(えい)さん による、チベットの草花の写真です。 チベットの厳しい自然の中でも、草は根を張り、美しい花を咲かせます。 専門家さえその品種を特定するのが難しい植物もあるとの事で、植物の詳しい説明は...

大理四僧塔

今回の大理での行事の一つは、明代に起こった政争に巻き込まれこの地で没した、4人の日本人留学僧が葬られている四僧塔での法要である。 この供養塔のことは、以前このブログでも紹介されているが、埋葬された中の1人、闘南という僧が、現在の臨済宗建仁寺...
滋賀

見渡す限りの菜の花畑 -カンザキハナナ-

滋賀県守山市の琵琶湖畔、なぎさ公園には、毎年、寒さに強いという菜の花「カンザキハナナ(寒咲き花菜)」でいっぱいになる菜の花畑がある。 琵琶湖大橋から湖周道路を東へ1キロほどのところにあるので、お近くの方はドライブで立ち寄られては如何だろう。...
豆知識

拓本

拓本は石碑の文字や青銅器の装飾、土器の文様などを写し取るためのたいへん重宝な技法だ。文字や文様を正確に写し取ることが出来るだけではなく、拓本自体の白黒のコントラストの美が好まれて鑑賞の対象にもされる。 日本での拓本についての最古の記録とされ...

雲南省 大理

雲南省の中西部にある大理は、海抜2000メートルの高地にあり、13世紀まで大理王国の首都として栄えた町である。 じ(さんずい+耳)海と呼ばれる人間の耳の形をした湖と、19の峰が連なる蒼山とに囲まれる。年間を通して温暖な気候に恵まれ水も豊富で...
美術館・博物館

さて、大山崎 ~山口晃展~ -大山崎山荘美術館-

さて、大山崎,山口晃,大山崎山荘美術館,洛中洛外図

【東郡 パールシュヴァナータ寺院】 カジュラホその4 -インド-

有名な“アイシャドーを塗る女” インド旅行記のつづきです。 世界遺産カジュラホの東郡、パールシュヴァナータ寺院をご紹介。 ジャイナ教の寺院で、10世紀半ばに建立されました。 見た感じはヒンドゥー教寺院と何ら変わらないようですが、違うところと...
4.スタッフ便り

英訳 『納棺夫日記』

昨日、邦画「おくりびと」がアカデミー賞外国語映画賞を取った。意外というのが大方の反応だったらしいが、私は至極当然だと思った。極めて完成度の高い、凄い映画だったからだ。もちろんアカデミー賞を取らなくても、間違いなく映画史に残る作品だと思ってい...
3.その他の寺社

東風ふかば… -北野天満宮-

東風吹かば にほひをこせよ 梅の花              主なしとて 春を忘るな 北野天満宮の梅がほぼ満開です。 訪れる家族づれやアマチュアカメラマンなどは、その美しさに魅せられ皆幸せそうでした。 道真公が好きであった梅の花……と思うと...
京都

お大師さん

「今日はお大師さんの日やからお参りに行って来たわ」。 「あ~、そういえば21日か今日は……人多かったやろねぇ」。 我が家で普通に交わされる毎月の会話です。弘法大師空海の命日が3月21日である事にちなんで、毎月21日はお大師さんの日。家の宗派...

【南群 ドゥラデーオ寺院】 カジュラホその3 -インド-

素朴な風景の中、散歩がてら徒歩にて(暑いですが…)一番はじめに訪れたのが、南郡にあるシヴァ神を祀る寺院、ドゥラデーオ寺院(Duladeo Temple)です。 カジュラホでも最後期、12世紀初めに建てられたそうです。 側壁には、美しい天女(...
4.スタッフ便り

映画 “おくりびと”

このブログでは、今のところ「映画 "禅ZEN"」への記事のアクセス数が多いので……、というわけでもないが、またまた映画のお話。 タイトルにある「映画 "おくりびと"」を、今頃になって観にいった。封切り当初からちょっと気になっていたのであるが...
美術館・博物館

花のかんばせ -樂美術館-

京都市上京区にある、樂美術館を訪れました。 現在、-樂歴代 花のかんばせ-と題して、花にゆかりのある樂家のお茶碗がお目見えしています。 >3月29日(日)まで。 花の形をしたもの、花の文様が描かれたり彫られたりしているもの、ご銘に花の名がつ...
4.スタッフ便り

今年もこの日が来た St. Valentine’s Day

昨年もバレンタインデーにはこのような記事があがっていたが、また今年もこの“バレンタインデー”について一考察。 この不況にベルギー産の高いチョコなんて買っていられない!  あの人へも買うのならこの人へも…ときりがなく、意外にすごい出費…。えび...
4.スタッフ便り

映画『禅ZEN』を観て -「あるがまま」って?-

さて、先ごろ掲載しました職員の酷評に続き私めも……。 おりんという女性の立場に立って観てみたい!と、おそろしく期待して楽しみに観にでかけたのですが、感想はというと、ほぼ前回、他の職員が書いたものと同じようなものでした。 一番残念だったのは、...