4.スタッフ便り

4.スタッフ便り

ブータン 『日立 世界ふしぎ発見!』にて

09年1月10日のTBS『日立 世界ふしぎ発見!』は、ブータンでした。 ブータンに魅了された者の一人として懐かしく、民営化はうまく進むだろうかと少し心配しつつ、新国王の凛々しさに魅了され、一時間弱でこの国の素晴らしさをどう伝えるのだろうと思...

自然溢れる穏やかな世界遺産の村 カジュラホ その1 -インド-

今回のインド旅の第1目的ともいえるカジュラホ。 デリーから南東におよそ600キロ離れたこの村(デリーからの直行便あり)には、10世紀から12世紀にかけて創建されたヒンドゥー教・ジャイナ教の寺院群があり、1986年には世界遺産にも登録されてい...
3.その他の寺社

西国観音霊場 第1番 青岸渡寺に詣る

西国三十三所観音霊場の第一番、「那智さん」こと青岸渡寺にお詣りしてきた。 以前から、何ヶ所かの観音霊場にはお参りしてきたが、同じ近畿圏とはいえ、あまりにも那智さんは遠い。車をとばしても、一泊でないと行けない距離なのである。しかし第一番をいつ...
4.スタッフ便り

戦国の気風

中国の戦国時代、燕の太子丹は、自分を冷遇した秦王の政(後の始皇帝)に復讐しようと協力者を探した。田光先生という人物の評判を聞いた太子は彼を丁重に迎えて協力を懇願した。田光は言った「私はすでに年老いてご要望には添いかねます。しかし、私の親しく...

若州一滴文庫

作家の故水上勉氏が故郷に設立した若州一滴文庫は、小浜湾から少し山間部に入ったのどかな田園が広がる地にある。1985年に開館し、一時期閉館に追い込まれていたが、現在はNPO法人化され、水上氏の蔵書や水上作品に使用された挿画の原画などが常設され...
4.スタッフ便り

2009年 元旦

あけましておめでとうございます。 本年も、禅文化研究所をどうぞ宜しくお願い申し上げます。
4.スタッフ便り

大晦日

画・トーマス・カーシュナー師 大晦日といえば除夜の鐘。 昨年私は旅に出ていて、ヨーロッパでお正月を過ごしました。ものすごい爆竹の音、わいわいとにぎやかな人々の声、翌朝には河原にワインボトルなどが大量に散乱し、それを拾う為に元旦から清掃車がお...
4.スタッフ便り

ゆく年くる年 2008年

昨年末、私がお世話になった白隠禅師の古道場、三島市龍澤寺の中川球童老師が遷化された。 明けて新年早々に、禅文化研究所の前理事長で、大本山天龍寺管長の平田精耕老師が遷化。 その後も、相国寺僧堂の田中芳州老師、研究所前所長の真珠庵山田宗敏和尚を...
美術館・博物館

妙心寺展 -東京国立博物館-

臨済宗では最も多数の末寺を有する大本山妙心寺では、平成21年に御開山無相大師の650年遠諱(おんき・祖師の遺徳をしのび執り行う法要。通常50回忌以降50年ごとに行なう)を迎えられます。 そこで、これを記念し、東京国立博物館を皮切りに全国4か...
4.スタッフ便り

映画 “禅ZEN” ~女性として観る~

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり 『本来の面目』道元禅師 2009年1月10日に公開される、道元禅師の生涯を描いた映画『禅 ZEN』について。 08'12/8の記事では、僧侶である私の上司がこの映画についてふれていたが...
京都

庭の松 その2 -天龍寺-

天龍寺の松の剪定 日本三景は全て松である。 仙台の松島、天の橋立も松と砂浜、安芸の宮島も松である。 日本人にとって目出度い松・竹・梅においても、これまた松が一番だ。 昔、松は人々の生活に必要なエネルギー供給源であった。 電気のない時代、松脂...

08年インドの旅 -インド-

07年、初めてインドを訪れました。前回までその旅日記をご紹介してきました。 次回からは、08年に再訪したインドをご紹介したいと思います。 「インドは人を呼ぶ」、「一度行くとはまるか、それとも二度と行きたくなくなるかどちらかだ」というような事...

諏訪の神さま -信州諏訪-

さて、これは何かおわかりだろうか? なんと、お茶室だそうで、その名も「高過庵(たかすぎあん)」というそうだ。 内部は見せてもらうことができない(そもそも高所恐怖症の私は遠慮したいところ)のだが、この茶室は、建築家・藤森照信氏(ふじもり てる...
4.スタッフ便り

加藤周一さん

加藤周一さんが亡くなったことを、昨日の朝日の夕刊(2008年12月6日)で知った。深い衝撃だった。加藤さんは心底先生とお呼びしたい人だった。立命館に来られていたころ、一度でもいいから受講したいと願っていたが、平日で叶わなかった。直接お目にか...
美術館・博物館

美の発見 魁夷の愛蔵品と中国の風景 -東山魁夷せとうち美術館(香川)-

少し前の話になりますが、9/20~11/3まで、香川県立東山魁夷せとうち美術館で開催されていた【美の発見 魁夷の愛蔵品と中国の風景】を観に訪れました。 川端康成との古美術を通しての2人の交流について、また、画伯が蒐集された古今東西の美しい(...