4.スタッフ便り

自坊つれづれ

陶工に号をつけるその2 -山寺のある一日-

陶工に号をつける その1→こちらを読まれてから本日のブログをどうぞ! わたしが、“岱嶺”という号をつけた青年陶工が、なぜ“岱玲”と改めたかといういきさつは、ザッとこんな話しである。 彼は、“岱嶺”という号を、さっそく、九州伊万里の師匠のもと...
京都

京都御苑の梅と宜秋門檜皮葺きの葺き替え

3月8日(土)の京都御苑の様子です。 少し寒かった頃に比べて、だいぶ梅見の人々でにぎわってきました。 ただ、やはりまだ頑なに蕾を閉じたままの木も多く、満開となるにはもう少しかかりそうです。 今週のこの陽気に反応して、蕾がほころぶ事を期待しつ...
京都

天龍寺の梅

仕事で天龍寺(嵐山)を訪れました。 梅はどうかと見てみましたが、木によって違うようで、満開に近い木もありますが、ほとんどの蕾を固く閉じたままの木もあります。 三寒四温とはよく言ったもので、やはりなかなかすぐに暖かくはなってくれないようです。...

高岡 瑞龍寺 1

今年の夏には未開通の飛騨清見IC-白川ICが開通し、そうすると名神高速の一宮ジャンクションから北陸自動車道の小矢部砺波ジャンクションまで、東海北陸道が全線開通することになり、東海と北陸との便の風通しが一気によくなる。 さて、大雪だった岐阜の...
滋賀

ウィリアム・メレル・ヴォーリズ展 -滋賀県立近代美術館-

滋賀県立近代美術館にて、ウィリアム・メレル・ヴォーリズ展が開催中です(3/30まで)。 今回は、母校のヴォーリズ建築についてが語られる下記の特別講演会の日に訪れてみました。 ◆特別講演会「窓からの眺め」神戸女学院キャンパスに見るヴォーリズの...
4.スタッフ便り

「御大切に」

上田閑照先生の新刊書『言葉』(岩波現代文庫・哲学コレクションⅢ)。謹呈の栞に、「言葉の問題」は私の思想の動脈であったことに気がつきました、御大切に、と御書き添えくださった。 「御大切に」という先生の「言葉」が、ほんとうにありがたい。先生のあ...

アジャンター石窟寺院その4 -インド-

前回ご紹介しました第2窟の次には、おそらくツアーや時間の無い方ですと有名な第9窟に訪れる事と思いますが、今回はその間にある石窟の様々な石像などの写真をご紹介致します。 正直申し上げますと、あまりに写真を撮りすぎたのと、なにせ第1窟から第30...

今年はなかなかの雪が

今年も暖冬かと思われたが、二月はけっこう京都でも雪が降った日が多い。 そんな中、車で岐阜の奥の方へ行ってきた。 走る内に吹雪で道路が見えなくなり、どちらにカーブしているのかわからなくなるくらいの猛吹雪。 もちろんスタッドレスタイヤやチェーン...

関宿の銘菓 -深川屋の関の戸-

先日、是非とも味わってみたい銘菓がある関宿(三重県亀山市)に立ち寄る機会がありました。 日も暮れた中を菓子屋目指してすすみます。何故でしょうか、とっても暖かい感じ、どこか懐かしい感じに包まれています。 そう、明かりは全て白熱灯。ぼんやり暖か...
京都

知恩院三門

第42回京の冬の旅にて特別公開中の知恩院さんの三門をお参りさせていただきました。 この日の京都は雪が降り、三門の上から眺める京の都はまた違った風情。 四方を囲む山々は、冬特有のどんよりとした雲に身を隠していました。 京都の町全体を見渡せるほ...

駿河にはすぎたるものが二つあり 富士のお山と原の白隠

「駿河にはすぎたるものが二つあり 富士のお山と原の白隠」といわれる。 その富士のお山をみつつ、白隠禅師が開山の龍沢寺に、死活庵老師の津送に行った時のことである。 津送のことは先のブログに書いたが、この日、京都では雪が降っていたのに、この静岡...

アジャンター石窟寺院その3 -インド-

前回に続き、アジャンター石窟寺院の第2窟をご紹介します。 保存状態も良く、天井装飾なども美しく、ツアーで訪れたとしても必ず立ち寄る場所でしょう。 ちなみに…日本からのツアー客に第1窟で出会いましたが、私と友人は約1日かけてアジャンターを楽し...
各派管長・老師のことば

永源寺で春の息吹き

永源寺の本堂は今どきめずらしい茅葺きの大屋根である。その本堂の中には、「世継ぎ觀音」と呼ばれる本尊聖観世音菩薩が祀られているが、50年に一度のご開帳でしかお目見えできない秘仏である。 この観音様は一寸六分ほどの小さな仏様らしいが、等身大ほど...
各派管長・老師のことば

禅僧のことば -永源寺 篠原大雄管長-

ちょうど大寒、雪の舞う中、滋賀県東近江市にある大本山永源寺に、各派管長方のDVD撮影のひとつ、篠原大雄管長の取材に訪ねた。 「こんな真面目くさった質問じゃ、本音がしゃべれんじゃないか」と撮影前におどけてみせる老師だったが、以前よりぐっと痩せ...
京都

京都御苑の梅

毎日のように雪が降る京都です。 京都御苑内にある梅林では、まだ頑なに蕾のままの木もあるものの、春の訪れを敏感に感じて咲き始めている梅もあり…。 そんな梅の木には写真愛好家達が集い、まだ春の色乏しい御苑内でもにぎわいを見せていました。