先日ご紹介致しましたムンドゥッ寺院につづき、パオン寺院です。
ムンドゥッ寺院とボロブドゥール寺院を結ぶ直線上のちょうど真ん中に、パオン寺院があります。
“一直線上”である事から、この遺跡群は、現在ではもう朽ち果ててしまった寺院を含め、かなり大規模な寺院群を構成していたのではないかと推測されるようですが、まだはっきりとした事はわかっていないようです。
8世紀後半~9世紀頃の建造物との事。
こじんまりした寺院です。内部には何も残っていません。
それにしましても、古来からジャワの人々がどのように参拝していたのか…とても気になり、想像を膨らませてしまいます。
お参りなのですから、あの美しい更紗で正装して歩いたのでしょうね。想像するだに美しい光景です。