アートキャンパス2010 -細見美術館-


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京都市の細見美術館において、アートキャンパス2010-日本美術の見方 京都(みやこ)編-が9月26日まで開催中です。
美術館をキャンパスに!という試みですので、普段足を運ばない方も是非。
わかりやすい解説などがあり、楽しめるよう工夫されています。
私と友人が虜になったのは、初めて目にした小川華岳の「蝶々踊図屏風」です。
天保年間に行われた豊作を祈願する奇祭らしいのですが、仮装行列が今宮神社を目指すのだとか…。
どじょう、かたつむり、だいこん、忍者、さらに高野山の行者の姿をした者まで、それは様々に工夫をこらしていて、見ていて飽きないのでした。現代に復活したら、どんな行列になるのでしょう…。楽しすぎて妄想が膨らみます。
期間中は館長による講演などもあり、ワークショップや茶会など、様々な催しを試みている美術館。オススメです。