藤城清治 光と影の世界展 -福井市美術館-


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京都での展観を見逃してしまった、藤城清治さん。
福井市美術館にて拝見する事ができました。
この日はご本人のサイン会があるという事で、こじんまりした美術館はものすごい人でにぎわっていました。
会場内を歩いてゆくと、独特の世界観溢れる影絵の世界に、大人も子供も目を輝かせながら引き込まれてゆきます。
ファンタジー!メルヘン♪ 普段はこういった世界と全く縁のない私も心はずませ、胸いっぱいになりながら楽しめました。
86歳現役。ピンクオレンジの上品な麻のジャケットが似合いすぎていて素敵。
藤城さんの心の中が覗いてみたい気持ちになります。
“豊か”でもあり、“光と影”だからこそ…と色々考えさせられる展観でもありました。9月26日(日)までとの事。お近くの方は是非お運び下さい。



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なおこの美術館、建物も素敵です。今回の展観にもぴったり。京都で観るよりも良かったかもしれません?!
周りはこんなのどかな田園風景が。

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それにしてもさすがは福井。寒いのですね。二重玄関や二重窓、ベランダは温室のようになっているお宅が多く、これから迎える厳しい冬を思いました。
ちなみに茶の湯を嗜む者としては、どちらかへでかけるとすぐにお抹茶に合いそうなお菓子やその土地の銘菓を探すのですが、今回は錦梅堂さんの“越の初芽”がいたく気に入りました。茶の湯仲間にも好評。
羽二重餅も良いですが、越の初芽(また、御名が良い)をオススメします。冬~春に季が移る頃の茶会にもってこいです。
楽しい福井散策でした。