新薬師寺 -奈良市・高畑-


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新薬師寺。
遷都1300年、ゆかりの品々が展示される正倉院展も開催され、1250年御遠忌の年にもあたる注目の人物、光明皇后が、夫である聖武天皇の病気快復を願い、天平19年(747年)に創建されたお寺です。
当時は荘厳な伽藍を誇ったようですが、唯一残ったお堂が現在の本堂となっています。
御本尊は薬師如来。そのまわりをぐるりと囲む十二神将は我が国最古・最大のものだそうです。
田畑や低く連なる山々の景色を楽しみつつ住宅街を歩いてゆくとひっそりと佇む古刹。
間近に拝む仏像。奈良の空気そのもののような、おおらかな雰囲気をたたえた屋根。
京都の寺社も好きなのですが、まほろばの里、奈良の寺社への憧憬の念はまた格別です。

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