大人の朝読




少し前のことになるが、10月29日の読売新聞の朝刊に「読書の秋 大人の朝読」という広告ページが掲載された。
その中に禅文化研究所の広告があったのを目にされた方もいるだろう。
「本を読む時間がない」と忙しそうな大人が多い中で、子供たちは学校で「朝読」の10分間で、本に親しんでくれているようである。読解力やコミュニケーション力の向上が期待されているとか。
そんな現代の大人も「朝読」に挑戦してもらうための企画ということで、弊所もそこに『和顔』(山田無文著)と『禅語に学ぶ 生き方。死に方。』の2冊の本を掲載した次第。
この企画では、アンケートで広告や読書感想などを受け付けていたため、読売新聞社から、その感想についての情報をいただいたので、ここで、以下に公開させていただこうと思う。


「大人の朝読」企画 ~最も印象に残った本として選んだ理由~
『和顔』

  • 無理なく読めるので。
  • 通勤電車のなかで読めるのでキリがよく、読書の習慣になると思うので
  • この歳になると、「生かされている」という、宇宙感を感じるようになった。
  • まだ入手していないので一説話の長さがわからないのですが、自分のペースで少しずつ読み進められるのが嬉しいです
  • こま切れ時間で読めるという点と人相というのは内面が表れるものなのかと日頃の行いや思っていることなど見つめるきっかけになりそうなので。
  • 通勤電車を利用しており、一日一説話の広告がよかった
  • 若い頃から性格は顔に出ると思っていたけれど40代に入り全身で老いを漢字、ますます顔(人相)が気になり始めたためです。お年寄りが特に多い街に住んでいますが、ほとんどの方がムスッとして歩いておられます。でも怒っているのではないはずです。この本を読めば私の謎が解けるかもしれないと思いました。
  • 通勤電車の中でも読める一日一説話、それと自分もおだやかな顔でいたいから。
  • 通勤電車の中で本を読むので、タイトルが気になりました。
  • 人生を送る上で、大事なヒントになると思ったため。
  • 40歳まであと数年ありますが、そろそろ「自分の顔」を作っておかないとなぁと思うので。
  • 何か一つでも、短い時間の中で自分の心を動かす何かを発見できそうな気がしたので。
  • 日ごろから人相は本人の考え方や、生活態度が現れていると思っているので、どのように人生と人相の関係を書いているのか、興味が湧きます。
  • 朝のおつとめ(参拝)後に読みたいと思った。
  • いつも笑顔で、心も元気でいたいし、愛される人相になりたいと思い、そのヒントに期待して。
  • 一日一説話、私にぴったりだと思いました。
  • 「心が元気になって」という言葉に惹かれたため。
  • 若い頃から性格は顔に表れると思っていたが、40代になりますます人相が気になりだしたので。
  • 40歳過ぎの私に、一日一説話が朝読にちょうどいいと思ったため。
  • これを読んで、人から愛される人相になりたいと思いました。
  • 若い頃から性格は顔に出ると思っていたけれど40代に入り全身で老いを漢字、ますます顔(人相)が気になり始めたためです。お年寄りが特に多い街に住んでいますが、ほとんどの方がムスッとして歩いておられます。でも怒っているのではないはずです。この本を読めば私の謎が解けるかもしれないと思いました。

『禅語に学ぶ 生き方。死に方。』

  • 平凡な日々の中で、「死」を考える事態になった。
  • 禅について一度勉強してみたいと考えているので!
  • 毎朝写経をしているので。
  • タイトルに惹かれました。
  • 今からの私たちの生き方を指南してくれそうだから。
  • この数年、同世代の友人、知人の死に直面し、色々と考えることが多かったテーマのため。
  • 宗教というものが気になる歳になりました。禅も知りたいものの一つです。
  • 禅をもっと深く理解したいため。
  • お寺の近くで生まれましたが、家が神道だったため仏教の知識がありません。この歳になって少しは仏教を知りたいと思いました。
  • 禅の教えの中に、一期一会という言葉があるのは知っていたが、意味が十分理解できていなかった。この言葉の意味を知りたいと思ったのを機会に、禅について学びたいと考えました。
  • 毎朝写経をしているので。
  • 一期一会、よく効く言葉であり生きていく上で大切なことです。この言葉に惹かれたので。
  • 一期一会という言葉の意味を知ると同時に、禅について学びたいと思ったため。
  • 風景写真とともに、というのが気に入りました。
  • 日々の暮らしの中で禅語を活かす方法を知りたいためです。私にとって最も大切なのは、日々の暮らし。それと禅がどのようにつながっていて、さらに「生き方」「死に方」に関わっていくのか興味津々です。

皆さんも、一冊いかがですか?