今年の夏頃のリニューアルを目指して、研究所所員で「ああでもない、こうでもない」と話し合いをしています。
私のように、在家でありながらも強く禅の世界、哲学に惹かれる者とお坊さんとでは意見の相違もあったりします。
一般の、さほど禅に興味の無い方が、何等かの検索で「禅文化研究所」というHPに辿り着いた時に、どういった印象を持ってもらう事ができれば、新しい世界への扉を開いていただけるのだろう…と考えています。
やはり、寺の伽藍や雲水の修行姿、坐禅姿の写真など、わかりやすいイメージが受け入れられやすいのかもしれませんが、私が思う禅の世界の素晴らしさは、そういったビジュアル的なものであまりにわかりやすく表現してしまうのは惜しすぎる気がするほどにかっこ良い世界です。
ただそれを、「ここに見せてみろ」と言われた時に、「これです!」と言えるものがなかなか…。自分のイメージを言葉やモノに置き換えて相手にわかりやすく伝えるというのは、難しいものですね。自分本位に「これだ!」と言った所で、相手に伝わらなければ意味が無いわけで。
と、毎日色々考えていますが、なかなかに楽しいものです。
皆様もご意見ありましたら、お聞かせ下さいませ。