北京国際彫塑公園 -李建華北京だより-


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我が家はc(彫刻と塑像)公園に近いので、たまに散歩も兼ねて行くのだが、今日は珍しく雪が降ったため、清新な空気を吸うためにも出かけた。途中花嫁さんを担ぐ花籠が大いばりで交通ルールも無視して四つ角を渡った一幕を目にした。
面積が162ヘクタールにおよぶ公園は西長安街沿いに位置し、アート彫刻を募って2002年9月にオープンしたテーマパークである。国内外から集めた彫刻作品が180点に及ぶという。フランス、アメリカ、ドイツ、ロシア、スペイン、ベルギー、インドネシア、韓国、シンガポール、カンボジア、モンゴルなどのアーティストばかりか、日本人作家のものもある。

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場所柄台湾や香港を含む中国人作家の作品は圧倒的に多い。人によって見方が違うかも知れないが、気に入る作品はあまりないことが残念。もちろん優れたものやユニークの作品もある一方、私が思うにナンセンスなひどいものも数少なくない。


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すごい勢いで歌うコーラスが聞こえた。近づくと、20~30人もいるだろうか、じいさん、ばあさんばかりで元気よく歌っている。退職された方々だが、余暇の文化生活を豊かにするため、プロの方に従って毎週の土曜・日曜に3時間ほど歌の練習をするという。年寄りだが、歌声が不思議なほど元気でいつまでも空をこだまする。馴染みのある懐かしいメロディばかりなので、ひそかについて歌った。そのうち、その一員になるだろう。

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禅文化研究所客員研究員
北京・李建華