皆様こんにちは。
ここ数日、ティク・ナット・ハン師から東日本大震災についてのメッセージや、曹洞宗の藤井師のメッセージなどを掲載させていただき、通常のブログの更新をストップしておりました。
22日火曜日より通常通りブログを更新して参りたいと思います。
自身をみつめる機会を与えられている今、できる事は何かを皆が必死で考えて振り絞っていると思います。
“自粛”や“不謹慎”などという言葉もよく聞こえてきますが、誰がその境界を決めるのでしょうか。やはり自分自身だと思います。
皆さんも参拝すると目にされるでしょうが、禅宗寺院では、玄関に“看脚下”の木札を置いています。
テレビに流れる映像に呆然とし、悲しみに打ちひしがれていたところで日本や被災者を元気にはできない。自身の足元を照らし、自身の生を真摯に生きる事こそ、未来の光となるのだと信じ、今まで通り生活できている者は、淡々と日々を暮らす事かと思います。それは何も被災者に心を向けていない事ではありません。
我々も自然界の一部。ゆく川の流れのように、自然界の営みのように、停滞せず、進んで参りましょう。