このブログの読者の方には、「禅に興味を持って、色々検索したら辿り着きました」と、有難い事にそういった理由から毎日楽しみにしてくださっている方々がいらっしゃいます。
では、一体禅って何?どこから勉強すればいいの?などと思う方も多いのではないでしょうか。易しく解説された『無門関』や、『臨済録』などを読むのももちろん素晴らしい! まず行動をと、坐禅会にゆかれるのも素晴らしい!
でも、もしかすると、この、“言葉では言い表せない世界観”を一番よくわかってもらえるのは、この方の生き様について書かれたこの本かも知れないなぁ……と、ふと思った次第です。
『森本省念老師〈下〉回想篇(燈影撰書)』
永源寺派管長の篠原老師は、この方の生き様を見て、腹の底から良いなぁ…と思われて出家を決意されたのだとか。私もインタビューに行かせていただく前にこの本を読み、またたく間に森本省念老師に惹かれてゆきました。
是非ぜひ、皆様にオススメしたい一冊です。