河原書店さん発刊の『茶道雑誌』に、弊所の所長、西村惠信による、-白隠禅師「坐禅和讃」を読む-の連載が2月号より始まっています。
茶の湯を学ぶ事によって禅に関心を持つようになった私からすると、茶と禅とは切っても切れない関係でありながら、一般の茶道を嗜む人と禅の世界の間に隔たりを感じずにはいられませんでした。
そんな中、表千家でお稽古をされる多くの方が講読されているであろう『茶道雑誌』に、所長の連載が始まった事を個人的にもとても嬉しく思います。
読みやすいエッセイですが、文中の至る箇所に仏教の、とりわけ禅のエッセンスがちりばめられています。白隠禅師の「坐禅和讃」の中には、短い中にも我々が日々生きる為に大切にしたい心構えの真実が説かれています。
是非ご一読いただければと思います。