久しぶりに京都西山に虹が出ました。
昨夜の雨が、霧雨状になって残ったものです。
11月~12月初旬、この山際では、天気が良くても午後3時ごろには急に時雨て来るのが常で、そのおかげで嵐山の紅葉は瑞々しくて美しいのです。
しかし、近年は温暖化の影響で、雨になればスコールのように降り、日本の気候は温帯から亜熱帯化して来ているのではないでしょうか。
そのような気候のせいか、水不足と高温で縮かんだもみじの葉は、どこか悲しげに見えました。
四季折々の美しさは、我々人間を癒してくれます。
ですから、人間は地球環境を大切にし、自然との共生を真剣に考えなければならぬと思います。
それでは、しばし写真にて、今年の嵐山・天龍寺の紅葉を楽しんで下さい・・・。
ライトアップされた天龍寺。幻想的・・・。
落ち葉の真っ赤な絨毯。
朝靄にかすむ天龍寺。