七三の会 -金剛能楽堂-


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去る7月18日(月)海の日。
狂言の茂山七五三社中・茂山千三郎社中の発表会、「七三の会」に、知人が出演するとのことでお邪魔しました。
皆さんの日頃の精進の成果を拝見する楽しみ、そして何よりも、後見についていらっしゃる師匠の、弟子を見守る姿に、プロの講演とはまた違った面白み、感動がありました。
師匠と弟子とは、やはりやはり、良いものだなぁ……と心底思いました。
午前十時~午後五時頃までで出入り自由(しかも無料)でしたので、私は全部で11曲拝見しました。いつもはお能の合間に観る事の多い狂言を、こんなにも多くの演目を続けて観るのは初めてでした。すると、様々の衣装に目と心を奪われる事しばしば。肩衣と言われる装束の文様の面白い事。豆腐が描かれていたり、五徳!が描かれていたり、達磨だったり瓢だったり…。桂塩鯛さんも出演されていましたが、さすが、肩衣には笹持ち鯛の立派な文様でした。
大いに笑い、暑さもどこへやら!の楽しいひとときを過ごさせてもらいました。
何にせよ、写真や映像で観るのではなく、ライブで観る、感じるのはやはり良いものでした。