サーフィンと禅 ガイアシンフォニー第四番


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いつ頃からか、私は“サーフィン”というものに興味を抱いています。海で波に乗るあのサーフィンです。
サーフィンの事を考えながらヨガのお稽古に行ったある日の事、ヨガの先生がレッスン前に「さまざまなものに抗う事無く、沿って生きてゆく生き方」についてお話されていた際に、サーフィンの話になりました。
波を征服しようと思っても波に乗れるものではなく、波に沿う、一体となる事が大切という意味から、ヨガとサーフィンどちらもをされている方は多いのだとか。
また、サーフィンをする知人が、「波に乗れた時の感覚は、坐禅をして気持ちよくなった時の感覚と同じなのではないかと思って、禅の本を読んでみた事がある」と……。
そして先日、ガイアシンフォニー第四番のDVDを観ました。出演者がどういう方達かを知らぬままに観たのですが、伝説のサーファー、ジェリー・ロペスが登場し、これまた非常に興味深い事を多々お話されていました。
「まさに波に乗っている時は、仏教や禅でいうところの“空”というものに近いのかもしれません」。
「サーフィンは、一種の深い宗教体験です」。
「サーフィンによって、本当の自分、自分自身の中にある静寂に触れ、その事が、絶対的な安心へと自分を導いてくれるのです」。
「波に沿う事ができるようになると、その後は調和(ハーモニー)を学びます。そこから学んだ調和を家庭生活にまで落とし込んで来るのです」。
また、彼はヨガもされていて、「ヨガには、人類の叡智が詰まっています」とも仰っていました。本当に私もそう思います。
さて、何故かイメージ的に“サーファー”というと、遊び人、ちゃらちゃらとしている…などと、勝手な想像を抱きがちですが、知人が言うのには、身心共になかなかに過酷である為、格好だけで始めた人はすぐにやめてゆくのだとか。
ヨガに茶道、華道など、色んなものに手を出しすぎな感ある私ですが、スポーツで、似通った到達点を目指すように思えるサーフィン。私の好奇心をくすぐってやみません。
新しい事を始めるのに年齢など関係無い!今年の夏は過ぎ去ろうとしていますが、来年には必ずやデビューをと思っています。
*研究所のお仕事で御縁のあるお坊さんの中で、サーフィンをやっている方にまだ私は出逢ってはいませんが、これからちょっとアンテナを張っておこうと思っています。その方に、サーフィンと禅(宗教)の共通点など、お聞きしたいものです。お聞きしましたら、どなたも興味無き事かもしれませんが、また皆様にご報告させていただきたいと思います。