「茶道箴」・「茶道小箴」・「人類の誓い」 -久松真一先生-


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茶の湯の稽古を始めた頃(約10年前)、兄から一冊の本を見せられました。
そこには、言葉では表現しにくいのですが、柄杓を持つそのお姿があまりに美しい紳士の写真がありました。単に“点前の型が美しい”のではない。その方の生き様、心の持ちよう、在りよう、そのものが全身から滲み出ているような感じを得たのでした。
“目指す”と言ってしまうとおこがましいのですが、それ以来、柄杓を持つ自分の姿、今の自分の在りようがどうであるのかと、度々あのお姿を意識しながらお稽古を続けて来ました。
そして先日、ふとした御縁から、まさにその“柄杓を持つ御方”久松先生ゆかりの会にお邪魔する機会を得て、「茶道箴」・「茶道小箴」「人類の誓い」にいたく感動しましたので、皆さまにお伝えしたいと思いました。
久松真一記念館のサイトに掲載されていますので、是非ご一読下さい。
禅文化研究所発刊
『久松真一の宗教と思想』