相国寺本山内、承天閣美術館にて開催中の、-肥後松井家の名品「武家と能」-を拝見しにお邪魔しました。
私の個人的趣味によるものかもしれませんが、「こんなに面白い展観はそうは無い!」と思うほどに、溜め息がもれるような逸品の数々でした。
能面・装束はもちろんのこと圧巻ですが、それ以外の松井文庫収蔵品も現在では既に再現できないような職人の仕事が随処に。
大名家に並ぶほどの名門、現在まで続いている家の底力を思い知りました。
京都国立博物館では、松井家の主、細川家の展観も開催されていますね。この秋、どちらも必見!の展観です。
また、細川家、松井家共に、禅宗と深い関わりのあった武家です。そのあたりが垣間見られるのも私を喜ばせるのに充分過ぎたのでした。
裏千家の茶道資料館では、松井家の茶道具が拝見できます。また時間をみつけて訪れたいと思っています。