京都仏教文化フォーラム


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来週木曜日(10/20)に京都大学で開催される、「京都仏教文化フォーラム」という催しに、弊所編集部の西村がシンポジストとして登壇し、「IT社会と伝統教団-禅門の立場から」と題してお話をすることになっています。
入場は無料で、当日参加も可能ですが、混雑が予想されますので、こちらから予約申し込みをすることもできます。
興味のあるかたは是非お越しください。
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京都仏教文化フォーラム
「仏教文化とコンピューティング2011/祈りと安寧の都市・京都~クラウドと情報デザインと仏教文化」
 日時:2011年10月20日(木)10:00~17:15
 会場:京都大学百周年時計台記念館・交流ホールI
 主催:京都仏教文化フォーラム
 共催:国民文化祭京都府実行委員会
 定員:100人
 料金:無料
プログラム:
【第1部/午前の部(10:00~12:00)午後の部(13:30~15:00)】情報社会と仏教文化/現代的変化と今後
[解説]「仏教文化とコンピューティング」という視点/福井文雄(京都仏教文化フォーラム代表、真宗大谷派僧籍)
[報告1]社会情報学と仏教文化の接点・社会情報学の立場から/菱山玲子(早稲田大学理工学術院教授)
[報告2]超宗派仏教徒によるインターネット寺院「彼岸寺」の取り組みから見えてくるもの/松下弓月(インターネット寺院「彼岸寺」編集長、東寺真言宗宝善院副住職)
[報告3]IT社会と伝統教団-禅門の立場から/西村惠学(財団法人禅文化研究所員、臨済宗妙心寺派興福寺住職)
*各報告後に討論を行ないます。
【ブレイクタイム(13:00~13:30)】宗派ゆるキャラミニシンポ
司会:たわわちゃん(京都タワー)
アシスタント:英月(真宗佛光寺派大行寺副住職)
シンポジスト:
・しょうぐうさん(天台宗務庁・一隅を照らす運動総本部)
・なむちゃん(浄土宗総本山知恩院)
・あかほんくん鸞恩くん蓮ちゃん(真宗大谷派東本願寺)
・おりんちゃん(西本願寺門前町西植柳まちづくりプロジェクトチーム)
・ブットンくん(真宗大谷派大阪教区難波別院・南御堂)
・ゲスト:まゆまろ(第26回国民文化祭・京都2011)
【第2部(15:15~17:15)】現代社会と「祈りと安寧の都市」概念
[解説]「祈りと安寧の都市」という視点/福井文雄(京都仏教文化フォーラム代表、真宗大谷派僧籍)
[報告1]京都大学大学院工学研究科・医学研究科「安寧の都市ユニット」における”安寧の都市”概念/土井勉(京都大学大学院工学研究科特定教授)
[報告2]祈りの都市のまちづくりの可能性/川崎修良(京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程)
[報告3]祈りの形-宗教者災害支援ネットワークの活動から考える/吉田叡禮(花園大学国際禅学科准教授、臨済宗妙心寺派観音寺住職)
*各報告後に討論を行います。
開催趣旨:
京都は多様な宗教施設が集積し、宗教的な習わしや祭事が長い年月をかけて人々の暮らしの中に息づく”宗教文化都市”として多くの人々を魅了してきました。
本イベントでは、この京都が持つ宗教文化都市としての価値を、今日のコンピューティング技術(人と人との交流・心の豊かさを育むコンピューティング技術)がもたらす成果と”情報デザイン”という手法を通して今日的視点で再評価し、”観光”のみならず、「生活とまちづくり」「社会問題の解決」「産業振興」といった各分野の次代を創るデザインとなりうるかの可能性を模索します。
今回、この作業で創られる未来都市を「祈りと安寧の都市・京都」と名付けました。日本の都市は、今後急速に高齢化と単身化が進み、人間関係の変化は「無縁社会」「孤族の国」という言葉を生み、モノと人、人と人との新たな関係構築を求めています。安心と安全だけではない”何か”は、近代が作り上げた「個人主義」の再検討を求めているようにも思われます。「人を思いやる文化」「心の豊かさ・幸福感」など、従来抽象的に語られがちな人の関係性を整理するこれからのコンピューティング技術についても考えます。
*本イベントは「第2回文化とコンピューティング国際会議(2011年10月20日~22日)」の協賛企画として開催されます。
*また、本イベントは「第26回国民文化祭・京都2011/まゆまろチャレンジ」に登録されています。