立冬 ―二十四節季―


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今日は二十四節気の19番目「立冬」です。
もうはや立冬、年内は残すところ、「小雪」「大雪」「冬至」でおしまいです。
子供の頃、立冬といえば、もうかなり寒いというイメージだった記憶があるのですが、このごろは、まだ秋に入ったばかりというイメージですね。
京都の紅葉も11月後半になってやっと楽しめるといったところでしょう。
しかし立冬は冬の気配がしはじめる頃をいいます。山茶花(さざんか)が咲き始め、大地が凍り始め、冬に元気に咲く水仙も、このころから咲き始めるということです。
さて、どんどん朝夕は寒くなってきます。お鍋料理や熱燗が楽しみになってきますが、風邪にはご注意を……。
私はここ数年来、鼻うがいをして風邪をひかなくなりましたので、ことある毎に推奨しています。
実際、以前は本当によく風邪をひいたものです。季節の変わり目になると必ずと言っていいほど。ところが、この鼻うがいを始めてから年に一度ひくかひかないかという状況が続いています。
私のやり方は簡単です。水でもいいのですが、できればちょっと温めの人肌程度のお湯を手のひらに貯めて、鼻でゆっくりと啜りこみます。強く啜ると鼻の奥に流れて居たいので、鼻孔の中に吸い込んだかなと思ったら、鼻から吹き出すのです。これを数回。
慣れてきたら、ちょっとでも鼻の奥に届くようにするのがいいようです。
外出して家に入ったとき、お出かけ中でもどこかのトイレで、という風に一日数度は鼻うがいをしています。
最初は痛いだけかもしれませんが、そのうち、効果を感じると思いますし、クセになったらもうけもの。
風邪の引きはじめに集中してやると、ひどくならずに終わったこともあります。
9%くらいの生理食塩水が一番痛くないと言われます。水やぬるま湯では……という方は、生理食塩水でためしてみてくださいね。