小豆島の民間療法?! -小豆島・石風呂-


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最近ことに民間療法・自然療法などに関心のある私なのですが、小豆島でこのようなものをみつけました。
【町指定 有形民族文化財 肥土山の石風呂】
出入り口は狭く感じますが、身をかがめて入るとなんとか入ってゆけます。
中はわりと広く、縱2.6m、横1.8m、高さ1.5mのドーム型になっています。
江戸時代後期に造られ、昭和の初め頃までは使用されていたのだとか。
この中で、松葉か雑木を焚き、その後、真っ赤に焼けた「おき火」に塩水をかけ、その上に海藻と濡れ筵(むしろ)を敷き、5~6人が一度に裸か浴衣で入ったのだとか。
からだ中が芯から暖まり、婦人病・腹痛・神経痛・リウマチなどに効用ありとの事。
お金をかけて癒しを得るのに必死な感ある昨今ですが、昔の人の智恵とはすごいものですね。
また、都会では、隣近所に誰が住んでいるのかも知らない事が多くなりましたが、この村では、昭和初期までこうして村の人々がこの穴の中でさまざまな事を語り合いながら癒されていたのかと思うと、それはとても色々な意味で“強い”事だな……と思いました。

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