弘法大師空海が、讃岐と京を往復する際に度々立ち寄ったとされる小豆島。
そんな小豆島にも、島内に八十八箇所の霊場があります。
訪れましたのは、一番札所の洞雲山。杉の巨木が鬱蒼としげる中をゆくと、大師堂が(下写真)巨大な岩盤の下にあります。
さらに周辺の岩場には洞窟から垂れ下がる鎖があり、ここが修験の地である事を思わせます。
知り合いの真言宗のお坊さんもよく山ごもりをされていましたが、そのような行者が夜坐をするのでしょうか。私ならば恐怖で5分と持たないでしょうが、真言宗といえば同行二人。お遍路さんのみならず、修行僧においても、「いつもお大師さんと一緒」というその強い気持ちが、修行を支えるのでしょうか。
小豆島、訪れてみると思っていた以上に興味深い島です。
さらに続きます。