昨日3月20日は、仏教では春のお彼岸の中日にあたり、二十四節気の第4番目にあたる「春分」でした。
京都では日の出が6時01分と、だいぶ日の明けるのが早くなってきました。昼間と夜間の時間が等分になるのが春分であるということで、『暦便覧』には「日天の中を行て昼夜等分の時なり」と記されています。でも実際には、昼間の方がちょっと長いようですね。
お彼岸ということで、各地のお寺ではお施餓鬼が勤められていることだと思います。
私(あなた)が生かされているのは、両親のおかげ、代々に遡るご先祖のお蔭です。お彼岸はその恩に感謝する週間だと思います。
さて、最近、早朝に出勤するときにヒバリがピチピチといきのいい鳴き声で鳴き始めたことに気づきました。また、車で走っているときにトンビやサギが、巣作りのためか枝を加えて飛んでいるのもよく見ます。鳥達もちゃんと季節の変わり目を感じてるんですね。
先般お彼岸の法要に開教いただくため自坊においでいただいた布教師さんは、四国の宇和島からお見えになっていて、おっしゃることに、3月26日頃には、日本でいち早く桜が開花し始めるのが宇和島だとか。あっというまに日本全国桜前線到来もまもなくです。