今年に入った頃から「System Check」コンピュータウイルスが猛威を奮っています。
先日、知り合いの方から「変なメッセージが表示されてパソコンが使えない」との連絡を受け、自宅へお伺いして確認したところ、英語のメッセージがたくさん表示され、さらにはマイドキュメントの中も空っぽという状態でした。
この症状から原因をインターネットで検索してみると、どうやら「System Check」というコンピュータウイルスに感染しているようでした。
ウイルス対策ソフトがインストールされていたパソコンにも関わらず、なぜ「System Check」ウイルスに感染したのでしょうか?
感染の原因を調べたところ、ソフトウェアに存在するセキュリティ上の欠陥(脆弱性)を悪用し感染するとのこと。そのため、ソフトウェアのアップデートを怠っていると、ウイルス対策ソフトの有無に関わらず、このウイルスに感染してしまうようです。
1.Java Runtime Environment のバージョンが古い
2.Adobe Reader のバージョンが古い
3.Adobe Flash Player のバージョンが古い
4.Windows Update が施されていない
上記の何れか一つでも当てはまる場合は、ウイルス感染の恐れがありますので、速やかに該当ソフトウェアのアップデートを実施してください。