臨済禅師・白隠禅師遠諱事業


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写真は昭和41年に行なわれた臨済禅師1100年遠諱の風景(於:東福寺)

平成28年に宗祖臨済義玄禅師1150年遠諱、同29年に宗門中興の祖・白隠慧鶴禅師250年遠諱を迎えます。遠諱というのは、祖師の遺徳を偲んで寂後に行なわれる法要で、通常は50年ごとに営まれます。
当研究所が事務局を持つ臨済宗黄檗宗連合各派合議所(臨黄合議所)では、両遠諱の実行委員会を立ち上げ、中国から日本へ脈々と継承されてきた宗旨を挙揚し、禅のこころが私たちの生活の基盤となるような遠諱を目指し、行事や事業を計画しております。
メインとなる遠諱法要と全国の専門道場から雲水を集めての報恩接心を、平成28年3月に京都東福寺で行なうほか、一般を対象とした全国規模の坐禅会、東京・京都の博物館での特別展覧会や、記念出版やシンポジウムの開催など、多彩な事業を展開いたしますので、是非この機会にご参加いただきたいと思っております。