雨の降る休日、野村美術館を訪れた。
ここにはいつも、名品中の名品が揃っている。
今回、私の心に深く残ったのは、千利休筆「妙」の字。
どういう思いで利休さんはこの一字をしたためたのか・・・。
その他、禅僧の古墨跡なども展観されており、一代で、野村證券など金融財閥を築きあげた野村徳七翁の茶の湯への造詣の深さを改めて知り得た。
茶の湯は、貴賤を問わず、人の心の支え・なぐさみになるものなのだ。
野村美術館の辺りは、南禅寺や疎水、山県有朋の別荘無隣庵、また、閑静な住宅街が続く散歩に最高のコースです。歩きでの散策をオススメします!