『希望の医学 がんになっても諦めない』帯津良一著


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帯津三敬病院名誉院長の、帯津良一先生(日本におけるホリスティック医療の第一人者)による新著『希望の医学 がんになっても諦めない』の中で、-帯津先生が選ぶ死と向き合うこの7冊-のうちの1冊に、弊所の『夜船閑話』をご紹介いただきました。
まず、“個”に合わせたがんとの向き合い方を教えてもらえる本だな……と思いました。
おそらく、親戚や友人、周りの人をがんによって亡くした事は無い…という人を探す方が難しい現代において、発病するしないに関わらず、自身の身体と心に向き合いたい人は手に取ってみられると興味深いかと思います。
帯津三敬病院の特徴でもある、漢方やホメオパシーを用いた治療、気功や呼吸法、実際にがんになられた方の体験記なども事細かに掲載されており、表なども使ってわかりやすく見やすい本となっています。
私自身ヨガをしており、体に起こる変化は自分で癒せるものと信じていますので、薬は一切飲まないようにしています(西洋医学も大切だとは思っています、念の為)。
もちろんホリスティック医療にも関心がある事から、出版社の方から帯津先生の新刊に『夜船閑話』を掲載させてほしい……とのお願いが来たときにはとても嬉しく光栄に思いました。
以前帯津三敬病院で働いていた私の友人によると、帯津先生は白隠さん大好き!との事。さすがです帯津先生。
白隠禅師が、自らの禅病を治したという軟酥の法、気になりますね。私も実践してみて、いつか皆さんにその感想をお伝えできたらな…と思います。実践されているお坊さんがいらっしゃるなら、お話なども伺いたいものですね。考えておきましょう!
余談ですが、私の周りでは、坐禅や瞑想、ヨガなどをしている人がどんどん増えています。
こういった事を実践してゆくと、自然に、食べ物や普段使う洗剤、化粧品などにも気を使うようになり、地球と自分との繋がりを考え始めるのが面白いものです。
「自分さえよければいい、人間さえよければいい」との勝手で傲慢な気持ちではいられなくなるのです。
自身の身体、精神、霊性の良きバランスを保てたなら、ひいては地球や宇宙の一員としての自分、本当の意味で全体性(ホリスティック)を実感して、生きてゆけるようになるのだと思います。
京都市内の我が家近くには、ここ2年ほどで無農薬野菜のお店もどんどん増えてきました。なかなか面白い事になってきているな……と思う今日この頃です。
皆さんの周りはいかがですか?