7月14日。滋賀県長浜市の石道寺(しゃくどうじ)。創建当時は天台宗・現在は真言宗のお寺です。
訪れる人もまばらなこの地。
まだ紫陽花が美しく咲き誇り、堂内におはしますこれまた美しい十一面観音(一木造り・平安末期作)の歓迎を受けたかのようでした。
数々の十一面観音を拝んでまわっていますが、やはり写真で観るのとは全く違います。はっきり申し上げますが、まったく違うのです。
何にしてもそうですが、“足を運んで自分の眼でみる”というのは、尊いな……と思う今日この頃です。
石道寺のあたり
滋賀の里山にはハッとさせられるような美しさがあります。大地のパワーがとても強い地域にある集落。子どもたちが元気に遊んでいましたが、こういう所で育つ子達は、丹田に力が入り、強い足取りで人生を歩んでゆけるのではないかな……と思いました。
個人的には、紫陽花はこの色にかぎります!