奈良さんぽ


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同じ古都でも京都とはまた違った空気を求めて、奈良へは度々でかけます。
東大寺南大門の仁王像の手足の力強さに、ヨガの先生の美しいアーサナ(ヨガのポーズ)を思い出し、最近はレッスン時に仁王像の手足を意識しています。
久しぶりに拝ませていただいた大仏さまは、年齢を重ねるごとに、聖武天皇と光明皇后の偉業、そして当時の職人の技術に思いを馳せ、言葉を失うほどに感動します。

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二月堂より


まだ寒さ残る頃。
罪穢れを祓い、春の訪れを拝む為お邪魔した二月堂。お水取りの時は真っ暗闇でしたが、昼間はあかるいまほろばの地を拝めます。天平の甍がすぐそこに。


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そして大好きな秋篠寺。
こちらの苔の海は、いつ見ても心洗われる思いがします。御本尊・薬師如来の光背と、やはり皆様も御存知、伎藝天の美しさは、何度訪れても見飽きるという事はありません。

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そして、奈良国立博物館で開催されていた、-頼朝と重源展-ですが、これはもう、重源上人坐像を拝みに行くだけでも価値ある展観なのでした。
点だった事が、そこにまた線が引かれ繋がる……、そんな奈良さんぽでした。