松江藩おかかえ、不昧公好みの物を作った窯元といえば、布志名焼の窯元がいくつか挙げられますが、布志名焼は、茶陶として民芸運動には参加しなかった窯元、参加した窯元で特色はわかれています。
参加した代表的な窯元の一つに、宍道湖そばにあります“舩木窯”が挙げられます。
松江にゆくならば、是非とも訪ねたかった窯元です。
こちらは、バーナード・リーチが松江を訪れる際には常宿とし、お庭からいつも宍道湖をスケッチしていたところ。それは素晴らしいロケーションにある窯元です。
現在のご当主の舩木伸児さんに直々に御案内いただき、様々な御縁の繋がりも発覚し、それは楽しいひとときを過ごさせていただきました。
お宅にある世界各国の様々な物のコレクションも興味深く。
物を作る方達は、いつも私に物を見る眼や、そこから何か新しい物を生み出す、創造するという事をえてくださり、日々のくらしもそれは美しく、私もそうありたいもの……と心ときめくのでした。
リーチを始めとする民芸運動の諸氏が泊まった部屋
なんと、ご自宅の庭から釣り糸を垂らす事可能だそうな!