昨日にひきつづき、禅と文化の旅のご報告です(上写真は、庫裡と方丈です)。
精進料理をいただき、方丈の三尊像を参拝した後は、私も大好きな禅堂へ。
こちらの禅堂、一般の坐禅会でも使われており、多い時では100名を超す参加者でにぎわうのだとか。さらに、写経の会も大にぎわいだそうです。
禅堂隣には、上写真のような空間が広がっています。とても大切な間(ま)ですね。
6月に訪れた際には、このようにあたり一面青々と清々しいものでした。
四季の移ろいを感じ、流れる川のせせらぎ、葉のゆれる音を聴きながらの坐禅。
素晴らしい環境です。
お次は、お待ちかね、国宝観音堂内部へ(詳しくは永保寺HP・国指定文化財のページをご覧ください)。
葺き替えられたばかりの檜皮葺きの屋根の美しいこと。
こちらの観音堂と円覚寺の舎利殿は、寺巡りがお好きな方や禅宗ファンのみならず、デザイン関係の方、建築関係の方など、多くの方にご覧いただきたい比類無き美しさのお堂です。
聖観世音菩薩坐像。須弥壇上にあります、岩窟式厨子に祀られています。
岩窟内に華鬘がありますのもなんだか初めて拝見する形式で、新鮮です。
さらに明日へとつづく。