お仕事にて、岐阜は八百津にあります臨済宗妙心寺派のお寺、大仙寺さんにお邪魔していました。
どっしり落ち着いた和尚様らしい和尚様(というのは非常に勝手な私のイメージですが、確かにあるのです。”和尚らしい和尚”という存在が)と、寺庭(お寺の奥様)殿堂なるものがあれば必ずや殿堂入りされるであろう素敵な寺庭さんがいらっしゃるお寺で、何年か前に愚堂さんの墨蹟撮影にお邪魔し、再訪を楽しみにしていました。
前回は夏にお邪魔し、珍しい大山蓮華の大木や、青々した緑に深呼吸したものですが、秋の大仙寺さんは初めて。これがまた自然の営みとはなんと素晴らしいのか、時にお庭を見てほっと一息つきながらの、有難い環境でのお仕事でした。
お昼やお三時には毎日、”地元のもの”でのおもてなし。ひっきりなしにお客様がみえる大寺ですのに、我々の事にもとても気配り心配りいただき、行動そのものが教えとなっておられる姿に感銘を受けました。