ただでは終わらぬ忘年会


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12月も終盤。忘年会シーズンですね。
私も友人たちと集まっては、忘年会という名を借りて、美味しいものをいただいたりしているわけですが、我が友人たちとの忘年会は、ただでは終わりません。
お酒もまわってきますと、「己は一体どうなのか」というところをとことん撞いてくる者が現れます。
「じゃあそういうあんたはどうなのか」となり、さぁ大変。
何が大変か?!そうやって真正面からとことん来られると、強固だと思っているものも意外に脆くてボロボロだったりするわけです。もともと何も無いのですね。
あげくの果てには、「だからお前はバカなのだ、どうしようもない」と、バカを連発され、一生分の“バカ”を浴びせられました。
いわんとするところはわかれども、だからとて……。
それにしましても、腹を割ってとことん話せる仲間がいるというのは、本当に嬉しい事ですね。
端から見たら大喧嘩ですが、そうして相互理解を深めている気もしますし、自分の事も顧みる機会になります。そして、何故かこの喧嘩を、よく「羨ましい」と言われたりもします(でも、なかなかに本人たちは大変でもあるんですよ)。
そして月曜日。花園大学の学長講座にて、八幡は圓福寺の老師の講演会。
「はからいだらけの世界。頭で考える所なんぞに、仏法は無いぞ」との由。
土曜日に友人が私に言わんとした事と同じ事を、老師も仰っていました。
有り難い事だな……としみじみ思う、年の暮れなのでした。

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*ちなみに、上のひろうすは友人の奥さんてづくり。京都のどんなに美味しい豆腐屋のひろうすよりも、美味しいのです。ここの家は、マヨネーズやジャム、何でもてづくりで最高に美味しい。やはり、てづくりに限りますね!