別冊太陽「白隠 -衆生本来仏なり」

すでに臨黄合議所から、臨済宗黄檗宗の各末寺寺院にポスターが配布され、目に留められた方もあるかもしれません。来る平成28年に臨済禅師1150年、平成29年に白隠禅師250年の遠諱が正当します。
現在70歳代の禅僧方は、50年前に行なわれた遠諱に、雲水として参加したという方もおられますね。
今度の遠諱については、臨黄合議所で遠諱専門委員会が発足し、いろいろな事業活動の計画が練られているところです。
そんな折、今週末の12/22からは東京渋谷のbunkamura ザ・ミュージアムにて「白隠展」が開催され、また、つい先日、平凡社の別冊太陽から「白隠 -衆生本来仏なり」(芳澤 勝弘・山下 裕二 (監修)/平凡社刊 )という特集号が発売されました。


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白隠のことを知っている人も、聞いたことない人にも、納得の一冊ではないかと思います。白隠禅師の生涯から、その遺されたユニークかつ圧倒されるような書画の数々を、豊富な写真と解説で楽しむことができますし、上記展覧会へ出向く前に読むと、予備知識としても有効でしょう。
執筆は、上記監修者の他に、国内外の識者による豊富なもの。ご一読の価値有りです。
本書は、弊所でも販売をさせていただくことになりましたので、こちらからもお求めいただけます。
これを見ると、ますますホンモノの白隠書画に接したくなることでしょう。そういう人は是非、「白隠展」へ。