成人式 そして冬の花


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成人式の三連休、いかが過ごされましたか?
半世紀も生きると、初々しかったわが20歳をもう思い出すことも難しくなってきました。しかし、はちきれんばかりの新成人たちを見ていると、寒空の下でも、こちらまで暖かな気分にゆるんでいきます。
さて、冬には花が少なくて、境内や畑に本尊にお供えする花もなくて困ってしまいます。
そんななか、そろそろかなと思い畑にいくと、やはり蝋梅が花をひらきつつありました。

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そのとなりの梅林は?と見てみましたら、小さな蕾をのぞかせています。

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ほかにも花がないかなと、畑の中をうろうろしていると、秋に切るのを忘れられた薔薇の小さな花が、まるでドライフラワーのようになっていました。なんとかわずかに薔薇の気品を保ちつつがんばって花を残していました。

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一方、葉牡丹は元気一杯にきれいなマットのグラデーションを見せてくれています。

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自坊では、椿や水仙はまだこれからですが、こうして畑や庭を歩いていると、春が来る兆しを感じますね。また春がやってくる。冬は寒くて凍えそうでも、春が来ると思うとがんばれそうな気がしませんか。
成人を迎えた若者たち。これからは大人の一員として、自分のために、人のため、そして社会のために、自覚を持ってがんばるべし!