学校で習った本居宣長の記憶といえば、国学者で……。いくつかの記憶しかありませんが、ここ松阪の生まれという事すら忘れていた私です(すみません)。
機会がありましたので、松阪城跡を訪れ、そのままお隣に移築された本居宣長旧居と記念館にもお邪魔してきました。
職業が実は医者であったという事すら忘れていました。国学者という印象の方が強いのは私だけではないですよね?!
京都で受験の神様といえば御存知、菅原道真公をおいて他にはありませんが、この辺りでは、受験前には本居宣長ノ宮という神社に参拝するようでした。さもありなん……ですね。
教科書で読むだけではなく、実際に縁の地へ足を運ぶというのは、子どものみならず大人にも大切です。人生経験を重ねた後で知る偉人のあれこれが、子どもの頃よりも深く心に染み入る事もよくある事です。
住まいとは、その人そのものですね。よく考えられて工夫され、とても住みやすそうで、それでいて瀟洒な雰囲気も忘れず、そこからもその人を知る事ができたように思います。
また、疲れると、大好きな鈴を鳴らして息抜きをしたというエピソードが微笑ましいものでした。