中国出張


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2/25から2/27まで中国に行ってきた。
今回の訪中目的は、臨黄合議所が進めている臨済禅師1150年遠諱事業の一つである、訪中団の受入れと、日中合同法要の実施に向けて、中国側関連機関と協議するためである(詳細は後日臨黄ネットに掲載予定)。
さて、中国というと尖閣問題の渦中でもあるが、何よりの心配はPM2.5による大気汚染の状況であった。ネットショップで防塵マスクを購入し(1枚1500円もする!)、うがい薬等も持参しての出発となった。
北京空港に着き、迎えの車にそそくさと乗り込み最初の目的地である河北省の石家荘に向かう。意外にも北京市内でマスクをしている人は殆どいない。通訳として同行の李建華氏(当研究所北京在住研究員)によると、これ程度ならみんなマスクをしないとのこと。しかし、遠くはだいぶ霞んでいるのだが……。
北京から石家荘までは車で約4時間の行程で、車外の風景をのんびり見ながら目的地に向かう。この石家荘は国内でも最も汚染濃度が強い地域だそうで、確かに近づくにつれ車内の空気が変わってきた気がしていた。
午後6時、予定より1時間遅れで最初の訪問先である河北省仏教協会に到着。関係者の温かな歓迎を受け会談にのぞんだ。