山菜採りの名人に付き従い、わらび狩りに。
都会で生まれ育った私には、足元に生えていても見えていない事が多く、しかられながらも、随分と慣れてきたように思います。
人に出会う事も無いような山中で、茶花図鑑でしか見たことの無いような茶花に出くわし、嬉々としながらも、無我夢中で蕨を摘みます。
この集中は、掃除をしている時と同じような感覚。身心を癒しますね。
人間も、やはり自然の一部なのだなぁ……と思わされるのが、春の苦味ある山菜や旬の野菜が、冬のうちに体に貯めこんだ毒の排出に一役買ってくれる事。
なんともうまくできているものですね。自然に沿い、生きていたならば、悪い事にはならなさそうです。
新鮮な美味しいものをいただいてデトックスできるのであれば、それにこした事はありませんね。
山菜名人によるてんぷら。
こごみ、こしあぶら、たらの芽、花筏(茶花としてよく使われますが、食べられるのです!)、そして大きなおまけですが、海老に走りの鱧。
自然からの恵みに感謝です。
*流れに逆らわない。本来全ての人に備わる自然治癒力を信じて。 『禅と東洋医学』