岩木山神社 -青森県弘前市-

 

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憧れの岩木山神社参拝。
あいにくの天気で、鳥居の向こうに拝めるはずの御神体・岩木山がお隠れになったまま……。

弘前城の桜を見た前日には、雪を抱いた頂上が町からも拝見でき、その神々しさに溜め息が。はるか古より、この地に住まう者たちが代々崇めたのもさもありなん。お天気の回復を願いましたが適わず、これは「また来なさい」と言われている事と受け取り、是非とも再度参拝したいと考えています。

 

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この岩木山神社。今までに感じた事の無いような雰囲気で、単に清々しい雰囲気のみならず、なんとなく恐れ多いような。青森にはかの有名な恐山などもあり、その地域では、「人は死ねば(魂は)お山(恐山)さ行ぐ」と言われるそうですが、こちらも、どこか違う世界へと通じているようでした。

そう感じるのも、元は、真言宗の寺院であった事も関係しているかもしれません。明治の廃仏毀釈までは、お寺と神社が合体したような形であった為、ベンガラ塗の唐様の楼門があったり、今は拝殿となっている建物が昔の本堂であったりと、我々が普段お参りする神社とは建物も違っているのです。楼門の二階には、一体何が祀られているのでしょう。御存知の方、いらっしゃいましたら是非とも教えて下さい。

130515-4.jpg岩木山山頂には奥宮や、東北平定を為し得た坂上田村麻呂が再建した社殿もあるのだとか。是非ともそこまでお参りしたいものです。坂上田村麻呂といえば、平安時代に活躍した武官で、清水寺の建立においても知られる人物ですが、今回、車で青森まで趣きましたが、まぁ昔の人はこの道程を馬や徒歩で……と思うと、閉口してしまいました。
関西の者からすると、東北はとても遠いイメージがありますが、そんなイメージは拂拭し、また是非ともお参りの旅に出かけたいものです。

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