住み処はその人そのもの

 

130610-1.jpg「so quiet…」

世界的なキルト作家、秦泉寺由子さん。
約30年に亘るバリ生活にこの6月末でピリオドを打たれて、また新たな世界を構築なさる気配。
そんな過渡期ともいえる今、ありがたくもお誘いいただき、バリ島のGrass Houseへとお邪魔してきました。

130610-2.jpgデンパサールはバリの経済中心地。
そんな喧騒の町中から彼女の家に帰り着き、深い呼吸をしながら秦泉寺さんが呟いた一言。
「so quiet…」。その時の後ろ姿が目に焼き付いて離れません。

これは何も、広大な敷地の、緑溢れる家に住んでいるからというだけではなく、秦泉寺さんの心の内にそういう場所があるからなのでしょう。

130610-3.jpg住み処は自分の内側の世界。例え小さな部屋に住もうと、自身が心底落ち着けるような、「so quiet」な空間を創り出す事は可能。
お金がある無い、場所がどうのという問題ではないのです。

130610-4.jpgとても短い旅でしたが、彼女の生き様から様々な事を学ばせていただきました。
おいおいこちらでもご紹介してゆけたら……と思います。

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